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リリサイドの2014(リスグラシュー)評価【キャロットクラブ募集番号46】

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これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方をお伝えします(当診断記事シリーズを初めてご覧になられる方は先に こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する賞金回収率を重視
・クラブ内世代トップ10を目指せるか?

<主な分析ファクター>
・血統&配合、種牡馬傾向、性別傾向
・厩舎力、厩舎傾向
・DVDでの動き(怪我のリスク)



46_リリサイド2014

リスグラシュー

父:ハーツクライ
母:リリサイド
牝馬

募集価格:3000万
預託予定先:矢作芳人厩舎(栗東)

先に断っておくと、この一族の判断は難しいです。申し訳ありませんが、おそらくこの記事はあまり参考にならないと思います。

過去2年のプルメリアスターやレイリオンについてもあまり高い評価をしていなかったのですが、プルメリアスターは現在2勝をあげるなど予想に反して勝ち星を挙げています。

まずこの一族の難しいところは体重が小さく生まれてくるという点。

だいたい400kg台の前半で生まれてくるので、他の馬と比べるとどうしても過小評価になりがちです。ところが本馬は465kgでの募集、プルメリアスターやレイリオンが420kg前後だったことを考えると、いいサイズに出てきたような気がします。またハーツクライ産駒も450kgを超えると勝率が高くなるというデータがありますので、このあたりはプラス材料と捉えていいでしょう。

なおこの一族の体重についてキャロットクラブの永島氏は「(姉の)プルメリアスター、レイリオンと、リリサイドの母体が慣らされるまで時間はかかってきたが、ようやくいいサイズになってきた。丸みのあるトモのボリューム感は魅力。高いと感じる方もいるでしょうが、高いのにはちゃんと理由があります」と自信をのぞかせています。

あと配合面の話をすると、重賞やOPで活躍するハーツクライ産駒に多いNorthernDancerのクロス(5×5×5)を持っており、今年の関西馬の中のハーツクライ産駒の中ではこの馬だけが唯一このパターンに該当。ここはプラスポイントと評価しました。

ただ血統表の字面の印象だけでいえば、母父方のSadler’sWellsの重さがどうも気になるところ

ハーツクライ産駒の最近の配合のトレンドとしては「ヨーロピアンで重厚なハーツクライ産駒の血に、スピードのある血を加えて軽くする」という形なので、個人的には少し不安の残る配合になっているように感じます。半姉プルメリアスター(父ゼンノロブロイ)も開幕週の新潟で1回だけ33秒台の上がりを使っていますが、それ以外はむしろ上がりは遅く、やはり母父方のSadler’sWellsが少し悪さをしていそうな気がしてなりません。

馬体は柔らかく、後脚の可動域も広め。永島氏のセールスに力が入るのもうなずける良い雰囲気を持った馬だと思います。「矢作厩舎の牝馬」という不安材料もありますが、かなり人気を集めそうな1頭だと思います。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます。
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

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