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キンシャサノキセキ産駒の武器・特徴とは?

| 2件のコメント

先週の小倉2歳Sのシュウジの強さは圧巻だった。

もちろん好調の岩田騎手の絶妙なコース取りも勝因のひとつだが、4角で最内をとおって直線では外を伸びる。なかなか2歳の若駒にはできない器用な芸当だろう。

このサイトでは以前から「キンシャサノキセキ産駒は小回りの1200mを得意とするピッチ走法の馬が多い」と書いてきた。2年前の記事で「サフィロスはスプリント路線で活躍する」と書かせて頂いたわけだが、今回改めてシュウジのパドック動画を見ていても非常にキビキビとした足取りで歩いており、非常に良いキンシャサノキセキ産駒の特徴が出ていた。

これからキンシャサノキセキ産駒が1200m戦に出てきたら、パドックでは脚の回転数が高いか?に注目するといいだろう。おそらく他の馬よりも速いリズムで歩けていれば良いサインとみてよい。逆に踏み込みの深さなどはあまり気にしなくて良いはずだ。

今回のシュウジのレースを見ていても、出遅れから大きなストライドで馬群に追いつくも、そこからコーナーに入るまでにピッチ数を調整している。自在性が非常に高い。このことはサフィロスにも言えて、サフィロスの前走アイビスSDは騎乗内容は褒められないが、三浦騎手の右へ左へという無理な要望にも応えて、なんとか5着に入っている。普通の馬であれば減速していてもおかしくない。キンシャサノキセキ産駒はその自在性の高さでSS系スプリント種牡馬の頂点をとれるだけのポテンシャルがあると見ていいだろう。


キンシャサノキセキ産駒の血統ポイント

配合的な話もしておくと、まだサンプル数が少ないので断言はできないが、これまでの産駒成績をみていると「ミスプロ系とも、ノーザンダンサー系とも相性がよい」という傾向を見せ始めている。

今回のシュウジは母父にキングマンボを持つミスプロ系の牝系、2着に入ったサイモンゼーレは母父Pivotalを持つノーザンダンサー系の牝系、他のキンシャサキセキ産駒を見ていても母父クロフネや母父Stormcatなどのノーザンダンサー系はコンスタントに活躍しており、これは生産者にとっては選択肢の多い種牡馬だと言える。とりわけ生産地は現在、クロフネの牝馬を持て余しているような現状があるので、この点において生産地の救世主になる可能性もある。ちなみに父キンシャサノキセキ×母父クロフネはエーデルワイス賞2着のジュエルクイーンを輩出しており、ダートに活路が見いだせるのもポイントだろう。

今回のシュウジの活躍を見ていると、以下のような仮説は思いつく。

<キンシャサノキセキ産駒の仮説>
・とにかく脚の回転数が速いほど器用で良い
・Mr.Prospecter系・NorthernDancer系とは好相性
・母父クロフネ持ちでダート短距離で期待度アップ
・NorthernDancerのクロスが入るとマイルまで対応可能か?
・Lyphardのクロスが入ると渋った馬場もこなせる?
・先行するのが持ち味なので先行できなくなったところがクラスの壁

サクラバクシンオーがいなくなった短距離界を、SS系のキンシャサノキセキとミスプロ系のロードカナロアが支えて、2大種牡馬になっていく世界を想像するが、果たしてどうなるだろうか。今後も注目していきたい。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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2件のコメント

  1. 指名しましたショウナンマシェリは
    バクシンオーの後継ショウナンカンプを母父に持っています
    母のショウナンカッサイは、ノーザンクロスを持っていますが
    母自身は1200寄りで何とか1400まででしたから、同馬がどういったタイプになるのか
    桜木さんの仮説をもとに、楽しみに待とうと思います。

  2. >黙殺常習犯さん
    コメントありがとうございます!
    配合的にはかなり渋いですよね。ただ明らかに短い距離を意識した配合で、これが成功するようだとキンシャサノキセキ産駒が短距離界を席巻する確率は非常に高いかもしれませんね。

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