POG一口馬主情報局

POG、一口馬主のための情報サイト。ドラフト型ベーシックPOG開催中。2歳馬、3歳馬の次走近況情報も掲載。キャロットクラブの出資馬の選び方や種牡馬別の配合や厩舎・調教師データなどを解説

配合から考えるゼンノロブロイ産駒・POGの2014年産注目馬(カンポデフィオーリ,レッドラペル,タイムレスタイム)

| 0件のコメント

先週の新馬の結果を振り返ると、土曜の中山芝2000mでワンツーを決めたゼンノロブロイ産駒が気になった。そこで今回はゼンノロブロイ産駒について分析する。

■ゼンノロブロイ産駒の傾向

ゼンノロブロイ産駒はサンデーサイレンス系種牡馬の中で地味な存在で、G1馬はサンテミリオン(優駿牝馬)マグニフィカ(ジャパンダートダービー)のみ。キャロットクラブでも募集頭数が減り存在感が薄れつつありますが、見直す余地はあります。

まず産駒の特徴をまとめると、

●芝・ダート問わず2000m以上で好成績
●東京と中山の芝コースは勝率が高い
●勝率のピークは4歳時

上記の特徴を1・3番目の理由からあまりPOG向きとは言い難い。一口馬主においてもそのあたりをイメージして出資を判断したいところだ。

ただ、中長距離タイプを選ぶ以上はどうしてもクラシックを期待したいという気持ちはよくわかる。そこでクラシックシーズンまでの重賞実績を見てみると、主に以下のような活躍を抽出できる。

<主な3歳春までの重賞実績>
サンテミリオン(優駿牝馬、フローラS)
ペルーサ(青葉賞)
アニメイトバイオ(阪神JF2着)
サングレアル(フローラS)
バウンスシャッセ(フラワーC)
コスモネモシン(フェアリーS)
アグネスワルツ(優駿牝馬3着)
アズマシャトル(ラジオNIKKEI杯2着)
イチオクノホシ(クイーンC2着)
パシフィックギャル(クイーンC2着)
ハイアーレート(札幌2歳S3着)

こうして見てもらうと牝馬の活躍が目立つ。ただ注意したいのは決してゼンノロブロイ産駒が牝馬優勢というわけではない。2015年9月時点のゼンノロブロイ産駒の獲得賞金上位20位の内訳をみると[牡馬12頭・セン馬1頭・牝馬7頭]と牝馬優勢とは言えない。

しかし時期を限定すると上記のような結果が出ていることを考えると「ゼンノロブロイ産駒は牝馬の仕上がりが早い」という傾向は考えられる。この傾向はサラブレッド全体でも言われる傾向だが、ゼンノロブロイ産駒をPOGで指名する場合には特に気に掛けないといけないポイントであることは確かだろう。


■ゼンノロブロイ産駒の血統ポイント

さて、そろそろ本題である配合の話に入っていこう。
ゼンノロブロイ産駒の実績馬の配合を大きく分けると2パターンにわかれる。

A:NorthernDancer系との配合
B:Mr.Prospecter系との配合

このように文字だけで見ると配合の広さが魅力に見えるが、ただ難しい面もある。それは逆に成功例が多岐にわたりすぎて、成功パターンを絞りきれないという点だ。

そしてさらに難しいのは、同じような配合でも適性が全然異なるケースが多いという点だ。たとえば、母父フォーティーナイナーを見ると芝の長距離で活躍したトレイルブレイザーと地方のダートで活躍したマニエリスム、母父エルコンドルパサーだとクイーンSで2着など芝路線で活躍したラブフールがいる一方でダートで4勝をあげたオメガスカイツリーがいるなど統一感がない。なかなか期待した路線で活躍してくれないのがゼンノロブロイ産駒の難点だ。

■注目は「母父トニービン」

しかし、そのような中で数少ない「芝中距離で期待できる配合」がある。それが「母父トニービン」だ。

ゼンノロブロイ産駒の中で「母父トニービン」の馬を抽出すると、目黒記念2着のハートビートソングやアネモネS勝ちのギンザボナンザなどがいる。この配合だけは非常に路線を予測しやすく、POGなどでは注目していきたい配合だ。そして前述の通り、POGでは仕上がりの早い牝馬を狙いたいので「母父トニービン」「牝馬」の2条件で抽出すると、以下の3頭が該当する。

アルウェンの2014(馬名カンポデフィオーリ、キャロットで募集予定も撤回)
ステージヴァージンの2014(馬名レッドラペル、東サラ、石坂正厩舎)
フィールグルービーの2014(馬名タイムレスタイム、オータムセール2015に上場予定)

あともうひとつ条件を加えると、中山・東京で成績が良いので関東馬に活躍馬が多い点も注目しておくと良いだろう。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

バックナンバーはコチラ

←他のPOGサイトも見てみる


コメントを残す

必須欄は * がついています