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フジテレビの凱旋門賞・スポーツ中継がダメダメすぎた件

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こんにちは。
競馬ブロガーの桜木悟史です。

すでにネットで話題になっていますが、今回の凱旋門賞のフジテレビの中継は残念でした。個人的には事前にまったく期待をしていなかったので、落胆するほどではありませんでしたが、それにしても内容がない実況でした。

■素人並の人ばかり集めた謎のキャスティング

このイヤ~な兆候は、この日の午後に行なわれたスプリンターズSの時点で漂っていました。

ゲートイン完了直前のところで倉田大誠アナが「小さなミスも許されません!」と強調したにもかかわらず、人気のコパノリチャードのスタート直後に後方に下がってしまったことを完全にスルー。スプリント戦での出遅れを指摘できないのは実況として完全にアウトです。

そして、さらにやらかしちゃったのが、ゴール後に「内からは2番人気のスマートレイアーが伸びてきました」発言。スマートレイアー?? 完全にポカーンでした。たまにこういう間違いがあるのも事実ですが、それにしてもまったく惜しくない。先頭の「ス」しか合ってないですからね(苦笑)

そんな流れの中で、凱旋門賞の中継に入っていくわけです。

まず凱旋門賞の中継の前のMr.サンデーの中で宮根誠司氏が「今回は強敵いないんでしょ?」発言。もう完全に「はぁ?」ですね。無敗の馬も何頭かいて、まったく底が見えない相手関係なのに、この無責任は発言はなんなんでしょうか? そして、さらに終わっていたのが、その質問する相手が芸人のおぎやはぎ。おぎやはぎも競馬のことなんてわかっちゃいないので「そうですね。まぁ伏兵っぽいのがいますけど」発言。おいおい、いつから日本馬はそんな主役級になったというんでしょうか。結局、おぎやはぎは相手の馬の名前も挙げられず無意味な中継。とにかく無責任すぎるわけです。

そして、このさも日本馬が主役みたいな雰囲気をつくっておきながら、レースの中継序盤で塩原恒夫アナが「ライバル勢も非常にメンバーが揃った中」発言ですよ ( ゚д゚c)ドッチヤ( ゚∀゚)っ))ネンッ!!

で、とどめは最後の直線ですよ!

最後の直線では塩原アナは「3頭の想いは~」ばっかりで、レースの状況は何も伝わってこない! トレヴが先頭で駆け抜けてもしばらく無言で、もはや実況の意味なし。しかも、今回は昨年と同じ勝負服のトレヴが勝ったのですから、ある意味、アナウンサーは実況しやすいはずなんです。なのに、1着馬に触れられないのはアナウンサーとして厳しいでしょう。

仮に競馬初心者のために海外の馬の名前を意識的に挙げなかったという好意的な解釈をしたとしても、結局、日本馬の位置についても触れていないので質が低い。ハープスターが何番手にいるのか、ジャスタウェイは内から何頭目にいるのか、せめてそれらの情報だけでも伝えていれば、競馬ファンを満足させることはできなくても、一般の人にもわかるレベルの中継になっていたでしょう。

■フジテレビは競馬中継から撤退すべき

結局、これらの問題の根源は、フジテレビがスポーツ中継に真面目に取り組んでいないことです。アナウンサーの質が問題になっていますが、これはアナウンサーに同情する余地もあるわけです。

なぜなら、フジテレビでは週に2レース程度しかアナウンサーは実況をしないわけです。そんな中で技術を向上させろというほうが難しい。ならば、それ以外の実況の練習をさせるなどの配慮があってもいいはずです。しかし、実際には他のスポーツ中継と兼用させていて、練習をさせられないのが実情でしょう。ならば、いっそのこと競馬中継から手を引くのも一考でしょう。結局、フジテレビはいろんなスポーツ中継の利権を押さえすぎて、どれもこれも中途半端なわけです。

話は競馬から逸れますが、この日、F1は日本GPが行なわれました。しかし、台風の影響で大きな事故が起き、ビアンキというドライバーが意識不明となって病院へと運ばれました。この事象について、深夜の地上波方法では、日本GPで優勝したルイス・ハミルトンが彼に容態を気遣うインタビューが流されただけ。

この事故の映像についてはFIAが放送禁止の処置をとっていたので、映像を流さなかったことは問題ありません。しかし、日本GPが終わって8時間以上、経過をしていたわけですから、彼の容態などについて触れておくべきだったでしょう。容態がわからなくても、三重県の病院に運ばれたなどの情報はあったわけですから、それらの情報は流せたはずです。しかし、実際には何も情報を流さず、ただハミルトンのインタビューだけが流れたので、そのことを知らなかった人は「何のこと?」状態なわけです。

いつも災害や不幸が起こると、Twitterなどからネタを拾ってきて放送するくせに、こういう時に限ってはまったくもって情報収集力を発揮しない。

巨大なメディアでありながら、最近では一般人から情報を集めることも多く、この取材力の著しい低下も看過はできません。そんな姿勢で情報を発信するなら、まとめサイトがあれば十分なのです。

■BS11の競馬に対する姿勢を見習え!

この取材力という観点でいえば、今回、BS11で放送された「なぜ日本のホースマンは凱旋門賞を目指すのか?」という特集は非常に優秀だったと思います。

スピードシンボリで凱旋門賞に挑戦した野平祐二氏のフランスでのエピソード、そしてメジロムサシで凱旋門賞に挑戦した際の出来事についてのメジロ牧場のオーナーの奥様の証言、そしてその想いがメジロマックイーンつながりで池江寿郎・泰寿親子に引き継がれて、ディープインパクトやオルフェーヴルが凱旋門賞の挑戦にこだわったことなど、競馬ファンも唸る内容でした。

フジテレビも、もし競馬中継を続けるのであればこれぐらいしっかり取材・情報収集をして、スポーツと真摯に向き合うようにしてください。その第一歩として、まずはおぎやはぎを競馬番組から降板させることから始めましょう(いまだに彼らが出演していて誰が喜んでいるのかわかりません。)

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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