POG一口馬主情報局

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アドマイヤフッキーの2015(父ロードカナロア)評価【キャロットクラブ募集番号16】

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これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いていきます(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する賞金回収率を重視
・クラブ内世代トップ10を目指せるか?

<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)


アドマイヤフッキーの2015

アドマイヤフッキーの2015

父:ロードカナロア
母:アドマイヤフッキー(12歳)
母父:フジキセキ

5代目までのクロス:In Reality 5x5x4、Raise a Native 5×5

牝馬

募集価格:2,400万円
預託予定先:美浦・宗像義忠厩舎

本馬の場合、母父フジキセキの部分に注目します。フジキセキとMr.Prospecterの血は相性がよく、フジキセキ産駒ではイスラボニータやカネヒキリ、サダムパテックやコイウタなどが母母方にMr.Prospecterを内包しています。その相性の良さもあって、キングカメハメハを父に持つ半兄サトノテイオウも新馬勝ちを収めています。

配合の部分で不安な部分を挙げるならば、「フジキセキとStorm Catの相性」「フジキセキとキングカメハメハの相性」という部分は気になるところ。どちらの組み合わせもあまり実績がありません。前者に関してはフジキセキが種牡馬と活躍した時期と日本でストームキャットの血が注目された時期にズレがあり時代的な問題が大きいのですが、一方でキングカメハメハとの相性はそれなりのサンプルがある中で良いと言えるほどの実績は残していません。前述のフジキセキ産駒でMr.Prospecterを内包しているG1馬もキングカメハメハを経由してミスプロの血を注入している馬はおらず、配合にG1級の大物感は感じません。

ただ、この一族の場合は配合というよりも祖母トキオリアリティーの優秀さのほうがポイントとしたほうがいいでしょう。トキオリアリティーの仔は言わずもがな、孫にあたるアドマイヤフッキーの仔もこれまで3頭がデビューして全頭勝ち上がり。この一族の勝ち上がり率は特筆すべきものがあります。

しかし勝ち上がり率は高いものの、本馬の兄姉はすべて1勝止まり。トキオリアリティーの直仔のような遺伝の濃さがないようにも思えます。よって本馬の解釈としては、高い勝ち上がり率が魅力である反面、1~2勝が現実的な目標になるのではないでしょうか。

あとは将来的な母親優先の部分は期待したいところ。トキオリアリティーは高齢ということもノーザンファームから退厩し、その代わりに今回本馬がトキオリアリティー一族として募集された背景を考えると中長期的に本馬が母親優先の対象となる可能性はあります。そこまで見据えて出資するものは考えすぎでしょうが、キャロットクラブは今後もアワブラッドを強化して母親優先の枠を広げていくことを考えると主要な牝系を押さえておくことは本馬に限らず大切なことだと言えるでしょう。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

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