POG一口馬主情報局

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グレイトフィーヴァーの2015(父ハーツクライ)評価【キャロットクラブ募集番号50】

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これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いていきます(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する賞金回収率を重視
・クラブ内世代トップ10を目指せるか?

<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)


グレイトフィーヴァーの2015

グレイトフィーヴァーの2015

父:ハーツクライ
母:グレイトフィーヴァー(18歳)
母父:Kaldoun

5代目までのクロス:なし

牝馬

募集価格:2,600万円
預託予定先:栗東・松永幹夫厩舎 (調教師データ分析)

10番仔のシャルールまで10頭中8頭が勝ち上がるなど、キャロットクラブでもお馴染みの繁殖牝馬となったグレイトフィーヴァー。その特長としては、どんな種牡馬と交配してもほぼクロスが発生しないアウトブリード配合となるため、生まれてくる仔の健康度が高い点でしょう。

しかし、その裏返しとしてどの仔も爆発力に欠けるのが欠点。OP級の活躍をしても重賞には手が届いていません。今回はハーツクライに替わって、どんな変化があるでしょうか。

ハーツクライとフォルティノ系の組み合わせを調べてみると、勝ち上がり率は低めですが(約28%)、勝ち上がっている馬が芝中距離で7,000万以上稼いでいるシャドウウィザードに、東スポ杯2着のリフトザウイングスがいますので配合としては悪くないように思えます。

さらに母母方に目を移すと、血統評論家の望田潤氏の理論を借りれば「ハーツクライ×ミルリーフ[ナスペリオン]は重厚な切れ味を生み出す」とあります。このパターンに該当するのがレコンダイトやナヴィオン(※会報誌『エプリプス』2016年2月号参照)。これらのことからこれまでグレイトフィーヴァーの仔に総じて足りなかったキレが補われて、脚を溜めての競馬も期待できるかもしれません。

ただ個人的には配合全体のバランスを見た時に、欧州の重厚なハーツクライに、これまた欧州型のグレイトフィーヴァーの血が合わさることでどうしてもスピード不足になりそうな懸念は強いように思えます。もしハーツクライ系を狙うならば、1つ下のジャスタウェイ産駒を狙ってみたいというのが筆者の本音。

ジャスタウェイに替わると、ジャスタウェイの母方にアメリカンな血が入っている分、ハーツクライの場合よりも重厚感が和らぐ印象で個人的にはそのほうが評価できます。イメージとしては同じくアメリカンな血を持つゼンノロブロイ産駒の半姉シャルールのようなイメージ。これはフィーリングに近い判断ですが、果たして本馬がどのようなキャリアを築くのか注意深く見ていきたいところ。ただし、1つ下を狙うにしても母は本馬の出生時に18歳と高齢になってきていますので昨年同様、繁殖能力の低下を疑ってかかる必要はあります。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

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