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2016年調教師データ分析:藤沢和雄厩舎(美浦)

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藤沢和雄厩舎(美浦)

■2016年度成績
51-37-27-21-24-155

2016年リーディング:2位 (※2015年19位)
特別レース勝利数:16

勝率:.162(3位)
連対率:.279(4位)
複勝率:.365(4位)

馬房数:28

1馬房あたり平均出走数:11.25
1馬房あたり平均賞金額:39,025千円(8位)
1出走あたり平均賞金額:3,468千円(6位)
※馬房数は2016年3月末日時点

2016年2歳新馬・未勝利成績:34戦8勝(勝率.235)
2013世代勝ち上がり率:.650(22頭中13頭)

■依頼騎手
1位:ルメール 59鞍(19勝)
2位:杉原誠人 40鞍(3勝)
3位:柴山雄一 30鞍(4勝)
4位:柴田善臣 29鞍(1勝)
5位:北村宏司 23鞍(5勝)

■分析
昨年の分析記事では、藤沢厩舎の弱点を「主戦騎手の勝率」と分析した上で「外国人騎手の起用で取りこぼしが減ればリーディングの数字は10は上がる」と予測しましたが、その通りリーディングは19→2位と回復。主戦のルメール騎手に59鞍も依頼しており、そこで着実に勝ち星を稼いだのが大きかったと言えるでしょう。

実際、複勝率は2015年と大きく変わらなかったのに、勝率.110→.162、連対率.237→.279と大きく数字を改善していることから、なにか調教方法やスタッフが大きく変わったというよりは外国人騎手で決めるところは決めたのがリーディング回復の大きな要素だと分析するのが適切でしょう。

なので、昨年12月の2歳重賞3連勝を受けて藤沢和雄厩舎を見直す動きが広がっていますが、厩舎としては以前のまま馬なり主体の調教方法をとっているので、この点が自分の考えや主義に合わないという方は藤沢厩舎に出資するべきではないでしょう(注:調教で坂路に加えCWを積極的に使うようになったので馬への負荷が高くなっているのが躍進の秘訣であるという見解もある)

騎手起用に関しては、上記の数字が示す通りルメール騎手と濃い結びつきになっています。その一方で期待していたMデムーロ騎手へは2016年9月以降、まったく依頼をしていません。おそらくデムーロ騎手のエージェント変更に伴う変化だと思われますが、デムーロ騎手の大のお気に入りであるロサギガンティアにも騎乗させないほどなので、この疎遠な関係はしばらく続く可能性がありそうです。

ただその一方で面白い点としては、2015年以前にはまったく接点のなかったムーア騎手とのコネクションが生まれた点には注目しておくべきです。2016年はサトノアレスのベゴニア賞を含む2鞍のみでしたが、個人的には藤沢和雄厩舎×ムーア騎手のコンビは今後増えていく注目の組み合わせとします。

また日本人騎手に関しても、北村宏司騎手が怪我の治療が終わったこともあって、昨年に比べて回復傾向にあります。これも今後藤沢厩舎の成績を押し上げる要因になっていきそうです。

ここまで主にポジティブな面に触れてきましたが、マイナス面にも触れておきましょう。データを見ていて物足りないのは賞金面です。

リーディング2位ながら、12月にG1を2勝したにしては賞金関連は物足りなく、これは古馬勢の層の薄さが影響しているものと推測されます。今後はソウルスターリング・サトノアレス・レイデオロを筆頭とした現3歳馬がどれだけ賞金面を支えてくれるかにかかってくるので、これは来年の分析記事であらためてチェックするべきポイントとなるでしょう。

また勝ち鞍を分析すると、個人的には意外だったのですが、中長距離路線ではそこまで勝てていない点は興味深いところ。障害を除く48勝のうち41勝が1800m以下で、クラシックディスタンス向きの厩舎のような印象もありますが、実はマイラーのほうが当たりを引きやすいのかもしれません。この傾向が2017年も続くのか注目していきます。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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