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【皐月賞・レイデオロ】出資者目線の分析と予想

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皐月賞に愛馬レイデオロが出走するので、出資者目線での評価を書いておこうと思います。出資者目線ですので、偏った見方だと思って読んで頂ければと思います(笑)

■調教について

サンスポさんが低評価にしたことで調教が悪かったという情報が広がっていますが、個人的にはあまり鵜呑みにすると危険だと思います。映像で確認しましたが、併せたところで鞍上は追うアクションをとっておらず、1馬身差の遅れはそこまで気にする必要はないと思います。

むしろポイントは映像に映っていない前半部分で、競馬エイトのTMによると前半はテンションが高く、かかっていたそうです。普通なら完全にマイナス材料ですが、この馬は帰厩後「おとなしい」ということが強調されており、むしろ闘争心不足を心配していたので、この点に関しては個人的には安心しました。この馬に関してはパドック~ゲート前ぐらいでスイッチが入るぐらいでちょうどいいと思います。

■枠順・展開

基本的に後ろからいく作戦なので、枠順はどこでも良かったですが、5番枠は過去10年で勝ち馬なし・2着1回とデータ的には悪いほうの枠に入りました。

ただ他の有力馬が良くない枠に入ったので相対的にそこまで悪くないと思います。特にスワーヴリチャードは調教でも見せているように右回り・小回りに不安があり、中山2000mで内枠、とりわけ1枠に入ったハーツクライ産駒は超不振。この馬は東スポ杯・共同通信杯でスタートが遅く、共同通信杯は内枠有利なコース形状に助けられて馬群に取りつけましたが、中山2000mはそういう助けがないのでかなり後方での競馬を強いられると予想しています。

ファンディーナについては8番枠というと悪くない枠のはずですが、8番枠は1961年以来勝ち馬が出ていない鬼門。それはオカルトだとしても(笑)、この枠順構成は岩田騎手が少し悩む可能性があります。アダムバローズ・クリンチャーと先行2頭が外に入ってしまったので、これらが前に行くまで待つのか、待たずに自分の形に持っていくか悩みどころだと思います。
ファンディーナは出脚が速いですが、フラワーCは押していってのスタート。そのスピードゆえに他の馬との兼ね合いが難しい面があり、下手をすると押し出されてのハナに立ってしまう可能性もなくはありません。逆に押していかないとゲートに不安があるわけですからこのあたりの岩田騎手の判断には注目してみると面白いと思います。ファンディーナが他の馬を待たずにハナか2番手ぐらいにいくのであれば、他の馬は手も足も出ない圧勝劇もありそうです(ただそれがダービーに向かってはプラスとは言えないところが難しいと思います)。

レイデオロに関しては、ルメール騎手はスローにならない限りは後ろから行くプランのようで、レイデオロは後方5番手、下手すると後方2番手ぐらいになる可能性があります。特にレイデオロはホープフルS時にゲートの中でかなり暴れていましたのでゲートに不安があります(注:先週末にゲート練習に行った模様)。馬券を買う方は「出遅れかよ…」という事態を覚悟の上、馬券を購入されることをおすすめします。

そして展開ですが、ルメール騎手の性格を考えると、無理にファンディーナなど他馬をマークするような乗り方はしないはず。なので、直線に入るまで後方待機だと思います。スローになって、かつ外に出せる隊列であれば、向こう正面でポジションを取りにいく可能性もありますが、基本的には隊列の内側で待機するホープフルSの乗り方になると思います。
そして直線では、今年の皐月賞は隊列が内外にバラけると思うので、その内のほうを突く乗り方をするのではないでしょうか。馬群がバラけなかったら厳しい戦いになりそうです。

■相手関係

このあたりは難しいのですが、牡馬については「2歳戦とそこまで勢力は変わっていないのではないか?」というのが私の見解。

ですので、2歳時の評価をベースにすれば、レイデオロがこのメンバーで能力的に劣っているとは考えていません。では3歳戦で台頭してきた馬はどうか?

まず人気の一角スワーヴリチャードは、上に書いた枠順の問題が評価を下げる主因なのですが、共同通信杯をそこまで評価していいのかという疑問があります。これはレイデオロのホープフルSにも言えることですが「昨年~今年の牡馬重賞は特筆してレベルが高い」と断言できるレースがありません。
共同通信杯もいま振り返ると2着エトルディーニュ、3着ムーヴザワールドと微妙なメンツ。それでいてレースは前にいたサイバーエレキングが急に外にヨレてスワーヴリチャードの進路が開くなど運が味方したことも高く評価しない理由です。

むしろ個人的に3歳重賞でレースレベルが高いかもと疑っているのは毎日杯で、このレースはサトノアーサーが2着に敗戦したことにばっかり意識がフォーカスされがちですが、アルアインはその前走となるシンザン記念で大きな不利を受けて凡走。ただその不利がなければ直線で突き抜けていたと私は考えており、実質重賞2勝馬として評価しています。
今回は6枠という皐月賞で不振の枠に入ってしまったのが残念ですが、力のいる馬場でも問題ないタイプなので波乱の立役者はこの馬だとみています。

そして最大の問題はファンディーナですが、この馬についてはまったくわかりません(笑)
フラワーCを現地で見ていて衝撃を受けたので、この馬にぶっちぎられたなら仕方ないと思ってこの馬との上下はあまり考えないようにしています(笑)

■結論

レイデオロについてはやってみないとわからないというのが本音ですが、ここまでは不安なく来れたと思います。調教量に関しても、2月から天栄にて13-13ペースで乗り続けており、実はそこまで休み明けのブランクはないとみています。

むしろ13日の追い切り後の馬体の写真をみると、ここにきてやっと課題だった線の細さが解消され、筋肉が盛り上がっているのは好感が持てます。12日時点で馬体重は前走から+10の486kgと自分が期待した馬体になりつつあります。ルメール騎手はダービー狙いのようですし、私もホープフルS以降「レイデオロは東京のほうが力を出せる」と思っているので、ダービーのほうが期待を持てると考えています。そうは言っても皐月賞がノーチャンスというわけではなく、うまく馬群の間を突ければチャンスはあると思うので積極的な競馬をしてもらいたいですね。

◎ レイデオロ
○ ファンディーナ
▲ アダムバローズ
△ アルアイン
△ カデナ
△ ウインブライト

馬券はレイデオロを1着固定にして印の5頭に流す予定です。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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