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【ダービー】レイデオロ・出資者目線の見解と予想

| 4件のコメント

いよいよ迫ってきました日本ダービー!

17年前、生で初めて観戦して一番好きなレース。それから毎年欠かさず現地で見ていますが、その中で「いつか自分の馬で挑戦してみたい」という気持ちが大きくなり一口馬主に参入。5年前にはアーデントが皐月賞に出走するもダービーには出走できず。2年前のキャロットクラブの募集では【ダービーに出れそうな馬】をテーマに馬を選んで、ようやく通算11頭目でダービーにたどり着くことができました。

しかも、単に出走するだけでなく、人気上位ですから、過去最高に楽しいダービーとなってくれそうです!

先に結論から書いてしまうと、自信はあります

私は元々ホープフルS直後から、一貫して「レイデオロ中山下手くそ説」を唱えてきました。ホープフルSは勝つには勝ちましたが、私の中では鞍上含め「下手くそに乗ったな~」という評価で、詰まっていたら普通に負けていたレースでした。これは当日、ホープフルSまで一切勝てなかったルメール騎手の緊張もあったでしょうが、レイデオロは基本、小回りのコーナーで器用な加速ができるタイプではありません。ホープフルSは外に出そうとしたところで運よく前が空いて助かりましたが、基本的には窮屈な競馬は苦手です。

おそらく一般的な評価としてレイデオロは葉牡丹賞の豪快な差し切りで世間に「中山巧者」「皐月賞向き」と評価されたわけですが、むしろ内容として評価されるべきは新馬戦です。このレースは着差が地味だったせいで世間の評価は低めですが、このレースのポイントは「馬場が重く、思うように走れなかった。こういう馬場は苦手」(ルメール)という点です。ですから、この新馬戦の地味さを裏返して「もしこれが良馬場だったら?」という発想を持つとレイデオロの府中適性に対する評価は変えることができます。実際、新馬戦のウィナーズサークルでキャロットクラブの手嶋会長から【ダービー】という話がありましたから、世間の中山巧者という評価とは対照的に、関係者・陣営は最初からダービーを目標にしていたという点は重要です。

そんな訳で、皐月賞はそこまで期待せず、馬券も控えめに臨みました。そしてパドック。ここで気持ちがラクになりました。パドックに出てきたレイデオロくんはまさに「サウナから出てきたデブ」(笑)新馬戦の時もそうでしたが、どうもこの仔は休み明けだと絞り切れないのか発汗がひどいですね。そういう意味ではダービーでは、汗の量に注目すると状態の違いが見極められるかと思います。ちなみにテンションについてはいつもうるさいので、そこまでマイナス要因と捉える必要はありません。

皐月賞の状態は明らかにいまいちだった訳ですが、そんな中で5着。ダービーに向けて良い叩きになったと感じました。そして皐月賞翌日、ルメール騎手のトークライブに参加してレイデオロに対する感想を聞いて自信を深めました。そのほとんどはメディアや雑誌に既出のものですが、一番重要なポイントをお話しすると「反応が鈍かった。トップスピードに乗ったのは残り50m地点」(ルメール)という点で、それでいて上がり34.0をマークしました。今回は中間で格段に反応が良くなっているとルメール騎手は言っていますから、おそらく今回はそれ以上の上がりを出すことは必至で、よほどのことがない限り、上位の勝負になると私は見ています。

実際、最終追い切りはこの馬らしい闘争心が久しぶりに垣間見れましたし、状態は本調子とみてよいでしょう。

■レース展開

まずレイデオロのポジションについて。

これはポイントになるのが「皐月賞のスタート直後のレイデオロの動き」です。ここが非常にポイントで、ルメール騎手は一瞬、馬群の間を突いて前をとろうとしていました。この点は前走・葉牡丹賞とは大きく異なる点で、かかる危険性がないと判断して押していったのだと思います。ここは鞍上のレイデオロに対する信頼が感じられるポイントです。結果的に隣のカデナとのポジション争いに敗れて後方に下げたわけですが、今回もスタートに最大限の神経を働かせて、スタートを成功させて押していくはずです。おそらく馬群の後ろに下げるという考えはないかと思います。ただ12番枠ですし、意表を突いた先行策とかはなく、去年のサトノダイヤモンドのような7番手あたりが理想、多少遅れても10番手以内はとってくると予想します。

展開の予想ですが、これは難しいですね。ハナに立ちそうなのは、クリンチャー・トラスト・マイネルスフェーンのいずれかだと思いますが、クリンチャーは前走オーナーから「4角先頭」という指示が出ており、今回も同様の作戦を出すのかどうかが気になります。ただ4角先頭=逃げではないですし、藤岡佑騎手の性格を考えると逃げより2,3番手を狙っている気がするので、どちらかというと後者2頭の逃げのほうがイメージはしやすいと思います。この点を踏まえると「7番枠より内側はごちゃつく可能性がある」と思います。そういう意味では、レイデオロの12番枠は決して良い枠とは言えませんが、かといって悪すぎる枠ではないと言えます(レイデオロはスタート後の馬群をさばけるほど器用ではない)。

ペースは予想しづらいですね。

東京の2400mを逃げ切るのは難しいでしょうから、基本的にはどの騎手もあまり逃げたくないと考えているでしょうし、上記3頭が逃げるようならミドルペースぐらい。ただこの3頭が牽制しあってマイスタイルが前で進めるような展開になると、一気にレースの質が変わってしまいます。この点は予想が難しいですが、レイデオロに関しては新馬戦でスローの経験もありますし、どんなペースにもある程度、対応できるのではないかと思います。

■相手関係・結論

◎レイデオロ
〇アルアイン
▲アドミラブル
注スワーヴリチャード
△ペルシアンナイト
△クリンチャー

相手関係では、まず皐月賞の予想時に「最大の惑星候補」として紹介した〇アルアインが相手筆頭だとみています。

詳しい解説はその時にも書きましたので今回は軽めに書きますが、まず毎日杯のレベルが高く、かつシンザン記念は不利を受けなければ勝っていたというのが私の見解で、実質5戦5勝の無敗馬として扱うべきです。血統的には距離延長は課題ですが、父ディープインパクトですから、あまり母系にばかり固執すると痛い目に遭いそうです。

青葉賞からも面白い相手が出てきました。▲アドミラブルは正直、一線級と戦っていないので過剰人気気味なのは確かです。タイムという裏付けも、プリンシパルSも好時計だったことを考えると鵜呑みにはしづらいと思います。ただ鵜呑みにしづらいだけで、あのタイムを馬場のせいと片づけられるだけの根拠はありません。青葉賞を好時計で勝った馬はダービーで2,3着に来るケースが多く、たとえ大外でも無印にはしません。

あとは注スワーヴリチャード。この馬は皐月賞の予想の時にばっさり切り捨てて完全無印にしましたが、今回は印を回します。右回りでもたれる面はだいぶ解消してきた気はしますが、基本的にはサウスポーですので条件替わりの今回は買える要素はあります。ただ依然として私の中では評価は低めです。共同通信杯はサイバーエレキングがヨレて前が空く幸運に恵まれたことは事実ですし、レースメンバーからしてもレベルが高かったとは言えません。そして、この馬の最大の弱点は「馬ごみにおける精神力の弱さ」にあります。

たとえば、新馬戦でポジションを上げようとした時や、皐月賞の4角など馬が近くにいるとテンションが上がり、首を上げる癖があります。そして東スポ杯で内からムーヴザワールドに内から接近された時や、先週の1週前調教で見せた隣に馬がいるとヨレる癖は修正されていません。基本的には馬ごみが苦手で、能力を出し切るにはスムーズに先行するか、直線で大外に出すしかありませんが、大外から差し切れるほど能力は抜けていません。4番枠ですから、スムーズに先行できれば有力でしょうが、上にも書いた通り、トラスト・マイネルスフェーンの内への切れ込み方次第では内側がごちゃつく可能性はあり、個人的には魅力的な枠であると同時に、スタートをミスれば取り返しがつかない枠に入ったとみています。

この馬の戦績を見たときに、4戦目までは9~11頭の競馬で右回り・左回り関係なく連対率100%。それがフルゲートの皐月賞では6着。コースの回りの違い以上に、頭数が競走成績に影響するという仮説は十分に考えられるのではないでしょうか。

それ以外では△ペルシアンナイトは最終追い切りの映像がないので評価を保留、また例年3着あたりに先行粘りこみタイプが入るケースがあるので、現時点で△クリンチャーまでは3着付け候補で考えています。【1枠1番武豊】が不気味なダンビュライトも印を回したいところですが、血統分析派として「ルーラーシップ産駒は中山>東京」という持論を掲げていますので、ここはブレずに無印とします。

馬券はレイデオロの単勝が本線ですが、3連単◎→〇▲注→〇▲注△の12点も買ってみようと思います。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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4件のコメント

  1. アルアインを相手筆頭にしてくれて、ありがとうございます。
    でも、アルアインで出資馬による2度目のダービー制覇させて貰いますよ。
    レイデオロの馬券も買わせて貰いますがw

  2. 夢が叶いましたね。
    おめでとうございます。

    キャロットクラブとしても、ダービー制覇というのは、
    私が入会したころに比べれば、
    天と地がひっくりかえるようなものすごいこと。

    ほんとに、有力クラブに成長したなぁと複雑なうれしさがあります。

    ダービー馬の出資者なんて、ものすごい勲章ですね。
    おめでとうございます。

  3. いやーすごいですね!
    出資馬がダービー優勝、POG大会も優勝で最高の結果になりましたね
    よく見たら複勝大会も当ててますし、神と呼ばせて頂きます(笑)

  4. >貴行さん
    申し訳ないですが、今回は勝たせて頂きました!

    >ゆうさん
    ありがとうございます!
    すでにそんな感じですが、今年はさらに出資が難しくなりそうです (^^;;

    >sea-biscuitさん
    いや~、本当に自分でもびっくりです(笑)
    POGでもダービー馬を指名したのが初めてなのに、それがまさか自分の愛馬とはwこんな偶然もあるもんなんですねぇ。
    予想大会は前日の競馬を見ていて「明日、ルメールはどっちは勝つだろう」と感じたのでダービー負けた時の保険でフェイムゲームを指名していたら、まさかの連勝でこちらもびっくりでしたw

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