POG一口馬主情報局

POG、一口馬主のための情報サイト。ドラフト型ベーシックPOG開催中。2歳馬、3歳馬の次走近況情報も掲載。キャロットクラブの出資馬の選び方や種牡馬別の配合や厩舎・調教師データなどを解説

リッチダンサーの2016(父ディープインパクト)評価【キャロットクラブ募集番号2】

| 0件のコメント

これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いていきます(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?

<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ


リッチダンサーの2016

リッチダンサーの2016

父:ディープインパクト
母:リッチダンサー(16歳)
母父:Halling

5代目までのクロス:Northern Dancer 5×4

牝馬

募集価格:6,000万円
預託予定:藤沢和雄厩舎(美浦) (厩舎データ分析)

1つ上のフラットレーが2017年のノーザンホースパークマラソンの男子部門の優勝賞品に選ばれ、その評判通りに新馬戦を快勝。堅実な繁殖実績もあって、人気を集めそうなのが本馬ですが、現時点で私はネガティブなスタンスでこの馬を見ています。

理由は大きく分けて「母年齢」と「配合」という部分にあります。

まず母年齢に関しては本馬出産時に16歳。16歳以上は減点対象です。1つ上のフラットレーこそ、本当に馬体が素晴らしく、筆者も最終的にピックアップさせて頂きましたが、その1つ上の半姉グランデセーヌ(ゼンノロブロイ)は鼻出血を連発するなど体質の弱さを見せています。堅実に良い子供を産んでくれるリッチダンサーですが、やはり衰えはあると考えるべきでしょう。

次に配合ですが、まずフラットレーの配合と比較すると、どうしても強調できるポイントが少ないことがあげられます。昨年の復習になりますが、フラットレーを構成する「ハーツクライ+母系にSpecial」の組み合わせはハーツクライの安定した中長距離配合。さらに最近では「ハーツクライ+Green Dancer」の組み合わせでルヴォワールという素質馬が出てきました。こうしたことからフラットレーの配合はレベルがかなり高いと言えます。

それと比較した場合、今回は父がディープインパクトに変わることが果たしてプラスなのか?この点を考えます。本馬の配合で、イメージに近いのがSharpen Up系の母系を持つサセッティの一族で、この一族もリッチダンサー同様、父が変わっても安定した成績を残しています。その中で父にディープインパクトを持つのがレッドセインツ[新潟2歳S3着]・レッドライジェル。素質はありつつも獲得賞金は5千万前後止まり。一方でサセッティの仔で父にハーツクライを持つレッドセシリア[阪神JF3着]で獲得賞金は約1億2千万円と、やはり「この母系に対してはディープよりもハーツのほうがよい」というジャッジをしたいと思います。

それを裏付けるわけではありませんが、2016年にはリッチダンサーにはハーツクライがつけられ今年牡馬が誕生しています。牧場の手応えとしてもハーツクライのほうがデキが良いという見方をしているかもしれません。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
——————————————

※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

▼2016年産の他の診断も見てみる
http://pog-info.com/archives/category/clubhorse/carrot2016



←他のサイトも見てみる






コメントを残す

必須欄は * がついています