POG一口馬主情報局

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グレースランドの2016(父キングカメハメハ)評価【キャロットクラブ募集番号6】

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これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いていきます(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?

<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ


グレースランドの2016

グレースランドの2016

父:キングカメハメハ
母:グレースランド(18歳)
母父:トニービン

5代目までのクロス:Northern Dancer 5x5x5

牝馬

募集価格:2,200万円
預託予定:伊藤大士厩舎(美浦)

本馬が内包する「キングカメハメハ+トニービン+ノーザンテースト」は相性が良い組み合わせで、ドゥラメンテ[日本ダービー]・ルーラーシップ[クイーンエリザベスC]・ソウルフルヴォイス[福島牝馬S3着]と重賞級の活躍馬を輩出しています。

この3つが揃っていればSSの血が入っているかどうかはあまり重要ではなく、上記の3頭のうち後ろ2頭はSSの血を含んでいません。ドゥラメンテと比較すると、少しパワー寄りにはなりますが、キングカメハメハ産駒の中距離配合の中でもポテンシャルの高い配合だと言えます。

本馬の懸念点は2つ。まず本馬出生時の母年齢で、18歳というのはマイナスです。ここ5年ほどでキャロットクラブの獲得賞金部門で世代間トップ10に入った馬で母年齢16歳以上という馬はおらず、筆者は「世代トップ10入りを目指す」という目標を掲げていますので、ここは大きな減点となります。1つ上の半兄フロンティア(ダイワメジャー)が新馬戦で強い勝ち方をしているので繁殖能力はそこまで落ちていない可能性もありますが、体質や気性面で問題が出てくる可能性は考慮しておくべきでしょう。(追記・フロンティアはその後、新潟2歳Sを勝利)

ちなみに体質の弱さを予感させるかのように測尺も悪い数字が出ています。筆者がデータをとりはじめてから、キャロットクラブで募集時「馬体重400kg未満」「管囲19cm未満」の両方を満たした馬が世代ベスト10に入ったケースは1頭もいません。これも大きな減点材料となります。

次に、キングカメハメハ産駒は【牡馬優勢】の種牡馬であるというポイント。獲得賞金上位10位の中で牝馬はアパパネのみ。20位まで広げてもレッツゴードンキを加えた2頭のみ。上に挙げただけでも3つも減点材料があるので、配合に魅力は感じつつも見送り妥当とします。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

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