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ヴィアンローズの2016(父キンシャサノキセキ)評価【キャロットクラブ募集番号72】

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これまで長年、POGを運営してきた経験や、独自のデータ・傾向分析から競走馬への出資に関する考え方を書いていきます(当シリーズを初めてご覧になられる方はまず こちら に目を通して頂けると幸いです)

<出資馬選びの方向性>
・募集価格に対する回収率を重視(目標200%)
・クラブ内世代トップ10入りを目指せるか?
・重賞出走を目指せるレベルか?

<主な分析ファクター>
・血統・配合、種牡馬傾向、性別傾向
・出生時の母年齢
・DVDでの動き(故障・怪我のリスク)
・厩舎力、厩舎の方針、厩舎データ


ヴィアンローズの2016

ヴィアンローズの2016

父:キンシャサノキセキ
母:ヴィアンローズ(14歳)
母父:Sevres Rose

5代目までのクロス:Lady Berry 4×4、Northern Dancer 5×5

牝馬

募集価格:2,000万円
預託予定:松下武士厩舎(栗東) (厩舎データ分析)

まずキンシャサノキセキについて触れると、2014年の産駒デビューから71位→22位→13位と順位をあげ、重賞クラスでもシュウジ[阪神C]やモンドキャンノ[京王杯2歳S]を輩出。さらに評価できるのは、芝だけでなく、ダートでもコンスタントに活躍しているという点です。この点は一口馬主の視点からすると、安心できる材料です。

キャロットクラブでも、京王杯2歳S2着のサフィロスや、ダート戦線で堅実な走りを見せているストライクイーグルを輩出。重賞勝ち以上を狙う方にとっては、パフォーマンスが地味に見えるかもしれませんが、キンシャサノキセキは割と高齢の繁殖にあてがわれることが多く、前述のサフィロスは12歳時の仔、ストライクイーグルは15歳時の仔となっており、繁殖の質を考えると善戦していると評価するべきでしょう。その点、本馬も14歳時の仔であり、筆者の方針ではストライクゾーンから外れる母年齢ですが、この点の割引は他の馬よりも控えめとなります。

本馬の配合の面白い点は、Lady Berryのクロス。Lady Berryは凱旋門賞を制したデインドリームの3代母で、仏G1・ロワイヤルオーク賞[芝3100m]など芝の長距離戦で活躍した牝馬です。このクロスが産駒にどのような影響を与えるのかは未知数ですが、血統分析派としてはこういうロマンを感じる名牝クロスというのは面白いと思いますし、募集価格もそこまで高くないので冒険する価値はあるように感じます。

キンシャサノキセキ産駒という観点で配合をみると、活躍馬の多くが「父キンシャサノキセキ+母系にMr. Prospector」がベースで、そこにスパイスとして【Nureyev】もしくは【Roberto】を加えるというパターン。ただ、そのパターンに当てはまらなくても、その産駒の適性の広さからアウトサイダーな血でもなんでもOKみたいなところがあるので、本馬の配合が特にダメということはないでしょう。

あと筆者は芝向きかダート向きかを判断する材料のひとつとして、Northern Dancerの血の量をチェックしていますが、本馬は一見、「ダート向きかな?」と思いました。しかし半姉ローズノーブル(ディープインパクト)が同じ血量で芝を走っていますし、それよりも血量の少ない半兄アジュールローズ(ヴィクトワールピサ)も芝で勝っていますので、血統診断では芝向きと判断します。ただ仮にダート適性が強く出ても、この父であればダートでも走れますので大きな問題にはならないでしょう。

(文=桜木悟史) @satoshi_style
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※母名の横の( )内の数字は本馬出生時の母馬年齢
※出資判断はご自身の責任でお願いいたします。責任は負いかねます
※写真などはクラブの許可を得て掲載しております

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