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美浦トレセン見学ツアーレポート【前編】(アクセス、コース・坂路)

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こんにちは。桜木悟史です。

実は、先日10月18日に、かつてより見学してみたいと考えていた「美浦トレーニングセンター」の見学ツアーに参加してきました。今回はその行き方やツアーの内容を前編・後編の2回にわけてレポートします。

まず見学ツアーですが、10月は5時半に美浦トレセンに集合となります。この時間は開催単位で変更となり、たとえば11月の開催時には6時半集合と、時間が変わります。これは最初に見学する南馬場の最初の調教時間に合わせて変わるとのこと。そこからおよそ5時間半のツアーが始まります。

そして、トレセン見学をしたいと考える方にネックとなりやすいのが交通手段。朝早いので公共交通も運行しておらず、タクシーで行くにも金額・時間の両面で厳しいものがあります。車を持っていない方はここを解決するか?

結論としてはレンタカーを借りるのが正解ですね。ここはこれ以外に解がないような気がします。私の場合はレンタカーを借りて、ある程度の時間までファミレスで時間をつぶし、深夜出発で現地に着く形をとりました。

ちなみにトレセンの方に確認をとったところ、トレセンの駐車場は基本的に24時間空いており、私も集合時間の1時間前に到着し、車内で待機していました。時間の調整が難しい方は現地の駐車場で待つのもひとつの方法です。

■南馬場の見学

見学ツアーが始まると、まず徒歩で南馬場を一望できるスタンドへ移動します。

しばらく待つと調教が始まるのですが、その始まり方が壮観。一気に数えきれないほどの馬が馬場に入場し、追い切りに備えます。

厩舎回りの準備運動を終えた馬が続々と馬場入り。もやで見学がまったく見えないことも…。

厩舎回りの準備運動を終えた馬が続々と馬場入り。もやで見学がまったく見えないことも…。


私たちは調教映像など、それぞれの馬の追い切りを単独で見ることが多いですが、あの映像の裏側では多くの馬が絶えず追い切りを行なっています。

週末の富士Sの最終追い切りを行なうイスラボニータ(中)

週末の富士Sの最終追い切りを行なうイスラボニータ(中)


菊花賞週の見学ということで目玉だったミッキースワロー

菊花賞週の見学ということで目玉だったミッキースワロー


スタンドでは、私たちの見学ツアー一行の横で競馬新聞各紙の記者たちが双眼鏡やストップウォッチを片手に調教をチェックしていました。たまに競馬新聞によって同じ馬でもコース追いの調教タイムが異なるという事態もありますが、あれだけの頭数が連続して追い切りを行なっているのであれば見間違いも仕方ないと納得せざるをえません。

美浦トレセンのツアー担当者によると、来年以降、コース追いに関しても坂路コースと同じくゼッケンにつけた電子チップで自動的にタイムを計測できるシステムを構築するそうです。

藤沢厩舎の3頭追い。左からソウルスターリング・フラットレー・サトノアレス

藤沢厩舎の3頭追い。左からソウルスターリング・フラットレー・サトノアレス


遠目でもぶち模様が目立つマーブルケーキ

遠目でもぶち模様が目立つマーブルケーキ


南馬場での追い切りは30分1タームで行なわれ、追い切りがひと段落するとコースにハロー車が入り、馬場をならして、次の追い切りに備えられます。見学ツアーでは、これを4ターム(約2時間)ほど見学し、次に坂路調教が見学できる坂路タワーへと移動します。(追い切りの合間に小休止があるので、その間に軽食をとることができます)

馬場をならす部分の重量は3トンもするとのこと

馬場をならす部分は重量は3トンもするとのこと


■坂路タワーからの見学

南馬場スタンドでの見学のあとは、車でスタンドの向こう正面にある坂路タワーに移動にします。

坂路の傾斜は普段の調教映像だとわかりにくいですが、実際に坂路タワーの下に到着するとその高さに驚きます。調教を見学するためのタワーにはエレベーターで昇ります。調教見学をする5階の部屋は通常のマンション換算で7~9階相当と言っていたような気がします。ベランダからタワーの下を覗くと足が震えました。

美浦トレセンの坂路。タワーからは牛久大仏も見える

美浦トレセンの坂路。タワーからは牛久大仏も見える


坂路タワーから見下ろす南馬場。これだけの頭数が同時に運動しています

坂路タワーから見下ろす南馬場。これだけの頭数が同時に運動しています


坂路タワーでは、ちょうどグレーターロンドンなどの調教をチェックしていた大竹正博調教師の話を伺うことができました。大竹厩舎の馬にはそれぞれ計測機器が装着されており、その機器から大竹調教師のスマホに馬の速度や心拍数のデータが送られてきていました。

大竹調教師はその馬が好調だった時の速度と心拍数の関係を記憶しており、私たちのそのデータを見せながら「この馬は心拍数が落ち着くまで時間がかかっているから、まだ好調時には遠い(注:グレーターロンドンとは違う馬)」など実際にその画面を見せながら解説してくださいました。大竹調教師、ありがとうございました。

今回はたまたま近くにいた白川次郎さんのご紹介で大竹調教師と話すことになりましたが、このように調教師から直接調教について話を聞けるラッキーも調教見学ツアーの魅力ですね。


先日引退したホワイトフーガ

先日引退したホワイトフーガ


この翌週、天皇賞で2着に好走するサトノクラウン

この翌週、天皇賞で2着に好走するサトノクラウン


坂路タワーの見学のあとは、プール調教の見学や、馬運車の中を見せてもらったり、見学ツアーの目玉でもある醍醐味ともいえる厩舎見学へと続きます。こちらについては後編でお伝えします。

※レポートの後編は こちら

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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