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2歳馬の坂路調教の見方について

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本日は坂路調教の見方について書いてみたい。

一口馬主において売れ残っている馬の中から掘り出し物を見つけるのもひとつの方法である。桜花賞は人気を裏切ってしまったが、ルージュバック(父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ)も2歳の8月まで売れ残っていた1頭。血統、兄弟の成績からは手が出しにくい1頭だっただけにこの馬に可能性を見いだした方は坂路調教で能力を判断したのかもしれない。

ただし私の場合、坂路調教はあまり馬の能力を判断する材料としていない。馬体診断もそうだが原則的には「馬の脚元に異常がないか」という視点において調教を見ることが多い。
ちなみに私の出資馬は最初に何もわからず出資をし骨折してしまった1頭目以降、出資馬に骨折などの大きな故障はないので、ある程度の実効性を持った参考にはなるだろう。

そこで今回はキャロットクラブの2歳馬を例について話をしてみたい。本来であれば、ここに坂路調教の映像を貼るとわかりやすいのだが、会員の方は動画を見て頂けるとわかりやすいかと思う。

まず、私が注目するのは

■脚がまっすぐに出ているか?

という点である。

脚が曲がっていても能力を発揮できる馬はいるが、まっすぐ脚が出ていないとバランスが悪くなり、他の脚に負担がかかって思わぬ故障の原因となる。
私が募集時点で「左足の捌きが怪しい」と診断したムーンクエイク(父アドマイヤムーン、母リッチダンサー)も2月の坂路動画を見ると左足がかなり内に切れ込んでいるのが分かる。次の動画では多少改善されているが、左脚の地面の蹴りが甘い分だけ右脚への負担が大きくなり、ここにきて右トモの疲れが出てペースダウンしてしまった。

このように脚がまっすぐ出ていないと疲れが出やすいので、順調な競走馬生活を送るためにはこのポイントには注目するといいだろう。
具体的な見方を言葉でお伝えするのは難しいのだが、イメージとしては「前脚の間に見える後ろ脚の見える回数」をチェックするとよい。脚がまっすぐに出せない馬は後ろ脚が前脚の内側・外側に見える回数にバラつきが生まれる。前脚はわかりやすいのだが、後ろ足はわかりにくいので、この視点をイメージしておくと馬の脚のふらつきをチェックできる。

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▲丸部分を意識的に見るようにすると脚のブレがよくわかる

脚の回転やひざが高く上がっているなどを見ている人もいるが、脚の回転は距離適性などによっても変わるし、個人的にはあまり参考にならないと考えている。それならば、とてもシンプルなポイントではあるが「まっすぐに登坂できているか」という点に注目したほうが有意義だろう。調教の時点からまっすぐに走れていないならば、体力面や気性面で問題点がある可能性がある。

ちなみにキャロットクラブの2歳馬の中で、募集当時にDVDや写真を見て、馬体に不安を感じた馬の中で、動画を見ても現状あまり良くないと評価したのは以下の通り。今後、故障リスクを見極める上でこれらの馬に故障が発生しないか注目しておきたい。

×スピアザゴールド(母キューティゴールド):脚がまっすぐ着地できることが少なく、ひざから先の脚先だけで走っている

△ムーンクエイク(母リッチダンサー):改善はされているが左後脚の捌きは不安。そのせいか重心のズレが発生。今後も要観察。

△アンテレクテュエル(母クレヴァリー):四肢の動きがバラバラで、まだ体力がつききっていない印象。今後の成長に期待

?レイリオン(母リリサイド):故障リスクが判断しにくいが、かなり独特なリズムで走っており、今後も要注目

△プロフェット(母ジュモー):脚元の出には問題ないが、調教に集中できていないのでこの点は今後の課題(集中力がないと事故リスクが高くなる)

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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