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2019AJCC 上位馬の血統分析(シャケトラ・フィエールマン・メートルダール)

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■1着 シャケトラ

AJCCでマンハッタンカフェ産駒が馬券圏内に来たのはゲシュタルトに続いて2例目。ゲシュタルトとは「マンハッタンカフェ+Sadler’s Wells+Mr.Prospector」が共通。マンハッタンカフェ産駒は今後減少していくので、なかなかこの組み合わせを馬券に応用するのは難しいかもしれないが、覚えておきたい。

ただシャケトラ自身の配合を見た時、Haloのクロスを持っており、外回りよりは内回り向きであり、春に向けて芝が軽くなるほうが歓迎のタイプ。そういう意味では、すでに一度勝っているが日経賞ではよりパフォーマンスを上げると予想される。さらにその先を見据えれば、内回りで行なわれる宝塚記念は馬場が極端に重くならなければ舞台は向く。

事前の動画で「Halo+ノーザンテースト」の組み合わせがAJCCでは活躍すると述べたが、シャケトラの4代目にあるFar Northはノーザンテーストと3/4の同血。これがノーザンテーストの代わりになるのか疑問はあるが、念のため記しておく。

■2着 フィエールマン

まずAJCCはディープインパクト産駒初年度のダノンバラードが5歳時に挑戦した2013年以降、7年中6年で産駒が馬券圏内に来ている。冬場でディープインパクト産駒向きとは言えないもの、外回りなので対応しやすいのが特徴。来年以降もディープインパクト産駒の出走があれば、押さえておく必要がある。

本馬の配合のポイントはBlandfordというスタミナ色の強い血を重ねている点。今回のAJCCはスローからの瞬発力勝負になったが、ペースが速くなっていたとしても対応できたと予想される。

血統的な話からは外れるが、やはりこの時期の重賞でノーザンファームのG1馬が出てきても完璧に仕上げてくるということはなく、こういう取りこぼしは多い(マカヒキやレイデオロなど)。このあたりを考慮して、マークシートを塗ることが大切だと言えそうだ。

■3着 メートルダール

ゼンノロブロイ産駒はタンタアレグリア以来の馬券圏内で、タンタアレグリアとは「ゼンノロブロイ+Sadler’s Wells」が共通。

加えて、5代目にあるThe Minstrelはシャケトラのところで触れたFar Northと全兄弟。これがノーザンテーストの代役を果たしたという仮説が考えられる。

また母系にSilver Hawkに入る形では昨年のマイネルミラノに続いて3着。過去には母父ブライアンズタイムを持つゼーヴィントが2着に来ており、来年以降は「ロベルト持ち」にも気を配って予想をしていきたい。

ただ本馬に関しては乗り方が難しく、その能力をフルに生かしたマーフィー騎手の好騎乗が光ったという点も忘れないでおきたい。

■編集後記

最初に◎を打ったジェネラーレウーノは4着まで。これに関しては、すでに多くの方が触れているが田辺騎手の騎乗の影響も大きかった。


馬場差はあるとはいえ、昨秋のセントライト記念からは2秒も遅い走破タイム。残念ながらジェネラーレウーノの力を出し切ったとは言えないだろう。

ただし、田辺騎手は菊花賞のあとに「もっとスローに落としたかった」「瞬発力勝負では厳しい」というチグハグなコメントを残しており、この意味不明なコメントを真摯に受け止めていれば田辺騎手を信用しないという判断は可能だったので、買い手としても反省すべき点はあったと言える。……それでも中山での田辺騎手はこれまで信用していただけに今回の騎乗は残念でした。

あと血統的な話としては、今後の争点は「The Mintrel,Far Northをノーザンテースト[3/4同血]を同等として評価するか?」という点。ただしThe MintrelとFar Northはノーザンテーストにおける重要な要素であるLady Angela[Hyperion]のクロスを含まないので、これらがノーザンテーストの代用となるかは疑問は残るが、今年2頭も馬券に絡んだ以上は無視できない血だと言える。

あと今回の動画では該当馬がいなかったので触れなかったが、AJCCでは「ジャングルポケット持ち」が活躍している[トーセンジョーダン、ヴェルデグリーン、エアソミュール、ミッキースワロー]。来年以降、この血を持っている馬にも注目すべきだろう。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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