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2019フェブラリーS 上位馬の血統分析(インティ・ゴールドドリーム・ユラノト)

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フェブラリーSは主に以下の4父系が優勢。

●父ゴールドアリュール
●ミスプロ系(キンカメ等)
●A.P.Indy系
●ロベルト系

ただし、ロベルト系は近年あまり目立っておらず、ミスプロ系が勢力を伸ばしている。2014年以降の1~3着馬は12頭すべてが5代目までにミスプロを持っていた。そして今年の3頭もこれに該当。2020年以降もこの点は注目していきたい。

あとこれは筆者の直感的な意見であるが、ただミスプロが入るよりはMr.Prospector+Northern Dancerという血が血統表に載っていることがフェブラリーSでは望ましい。Mr.Prospectorオンリーのスピード一辺倒では東京ダートマイルは対応しきれないので、そこにNorthern Dancerの支えが入るほうが望ましい。

■1着 インティ

インティに関しては、種付け料10万円という格安種牡馬・ケイムホーム産駒ということがフォーカスされるものの、このケイムホームから武蔵野S勝ちのタガノトネールを輩出しているのだから、血統的にはむしろ東京マイルでは買いだったと言える。

しかも、この2頭は、ただ父が同じというだけでなく、配合にも共通項が多かった。母系にMr.Prospector+Nureyevという血が共通して入っている。これが上でも触れたMr.Prospector+Northern Dancerという部分である。

フェブラリーSはリピーターが強いレースでもあるので、来年、インティが無事にこの舞台に戻ってくるようなら積極的に買うべきだろう。

それにしてもこの配合を思いついた生産者の方はすごいと言わざるをえない。結果的には、ミスプロの3×4の奇跡の血量のクロスなのではあるが、ミスプロ系の牝馬にミスプロ系のケイムホームをつけるのは勇気がいるように思える。しかも種付け当時はタガノトネールが活躍する前だったので、上記のような仮説を立てることは困難だったと思われる。

生産者の方の当時の意図を推し量ることは難しいが、こうした格安の種牡馬でこれだけの馬をつくりだした山下恭茂さんには最大限の賛辞をお送りしたい。

■2着 ゴールドドリーム

ゴールドドリームは3年連続での馬券圏内を達成。これまでのフェブラリーSでは2回馬券に絡むことはあっても3回目を達成できた馬はおらず、2着とはいえ素晴らしい走りを見せてくれた。

ゴールドドリームも3代母のStatisticがMr.Prospector+Northern Dancer。さらに4代母NumberがNureyevと3/4同血ということで、奇しくもインティと同じような血を母系に持っていたということになる。

ちなみにゴールドアリュールのSpecialと、母系のNureyev・Numberを経由させたクロスでフェブラリーSを好走したのはシルクフォーチュンに続いて2例目。

■3着 ユラノト

ユラノトは上記2頭とは異なり、父方にMr.Prospector+Northern Dancerを持っていた。

血統的な話からは逸れてしまうが、3着あたりに人気薄が来ると想定していただけにこの馬を当てたかった。来年以降の教訓として「根岸S組は3着以上でないと買ってはいけない」ということを付け加えておく。

■編集後記

今年のフェブラリーSは藤田菜七子騎手が話題を独り占め。結果は5着だったものの、その乗り方はオーナーが指示した通りでおそらく菜七子騎手自身も納得してそのオーダーを受け入れたものであり、結果こそ伴わなかったものの褒めるべきではないでしょうか(なので個人的には菜七子騎手がニュースでいっぱい取り上げられることには納得してます)。

コパノキッキングはフェブラリーSでは精彩を欠くノーザンダンサー系。Storm Cat系以外は苦戦しており、血統的には苦戦を予想することができました。なので個人的には5着まで来たことはむしろ上出来だったとみています。しかし終わってから改めてコパノキッキングの血統表を見てみると、父方にも母方にもMr.Prospector+Northern Dancerを持っており、それ以外の部分に関しても過去のフェブラリーSの好走馬と血統の共通項は多いですね。

今年はマーフィー騎手による「距離延長はマイナス」というコメントと、父ノーザンダンサー系の不振を理由に評価を下げました。しかし来年は安易に馬券検討から外すべきではないと感じたので、来年に向けてのメモとして記しておきます。

最後に個人的な馬券の話をしておくと、今回はモーニンの複勝一本勝負で見事に4着。。。和田騎手はあの流れの中で完璧に乗ってくれましたがユラノトに先着される痛恨。ユラノトは根岸Sが完璧すぎたので、あれ以上はないと思ったんですけどねぇ。。。今回は福永騎手の好騎乗にやられました(苦笑)。

(文=桜木悟史) @satoshi_style

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