血統・性別・母年齢
父:トゥザワールド
母:クルージンミジー (10歳)
母父:Mizzen Mast
5代目までのクロス:Mr. Prospector 4×5, Nureyev 5×4
牡馬
募集価格・厩舎
募集金額:1,600万円 (一口4万円)
預託予定:美浦・奥村武厩舎
評価・適性分析
本馬の配合を考える上でカギになるのがMizzen Mastの存在です。Mizzen Mast自身は芝もダートもこなした馬ではありますが、日本馬に限ると産駒のトロピカルライト[兵庫ジュニア GP]やBMSに入ったエイシンバランサー[サマーチャンピオン]などダート色を強めに出しています。
本馬の半兄フジノタカネも父ハーツクライながらダート替わりで勝利をあげており、ダート適性が強く出ることが予測されます。
それを踏まえた上で確認するべきなのは「トゥザワールド産駒はダート向きなのか?」という点。
これまでの同産駒の成績をみていると、ダートの小回り短距離で結果を出しています。
母クルージンミジー自身がダートの短距離で勝っていますし、ダートのマイル以下のレースに特化しているという意味では配合の方向性がしっかりしているので好感が持てます。
ダートの短距離路線がノーザンの主戦場ではないのでノーザンの育成がそこまで追い風にならない点、そして基本的には小回り向きなので大舞台の活躍は想像しにくいですが3勝前後を目標に回収率では 100%超を目指せる可能性はあります。
あとはDVDで活気に欠けていますので、トレーニングを積んで、気性が前向きになるかどうか。ダート短距離タイプですから、前向きすぎてもいいぐらいですから、気性面のスイッチが入ってくれるか次第です。
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