当POGからはドリームコア(ボックデスさん)・リアライズシリウス(りんさん)・サレジオ(LONSDALEさん)が新馬勝ちを収めました。おめでとうございます。
インパクト的には日曜の東京新馬で7馬身差をつけたリアライズシリウス 📼 でしょうか。
1着 リアライズシリウス(津村明秀騎手)
【メイクデビュー東京5Rレース後コメント】リアライズシリウス津村明秀騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba
「調教の動き通りの完勝でした。返し馬でも変なところを見せず、先頭を走っていても堂々としていたのでこれなら大丈夫と感じました。ハナに立って少し物見をしましたが許容範囲でしたし、仕掛けてから突き放して、まだ余裕のある感じでした。楽しみです」
ちなみにこのレースはこの時期のマイル新馬戦には珍しくノーザンファーム産の馬の出走がゼロ。代わりに、というと少しおかしいかもしれませんが、関東馬ながら阪神をデビューの舞台に選んだのがサレジオ 📼 でした。
1着 サレジオ(C.ルメール騎手)
【メイクデビュー阪神5Rレース後コメント】サレジオ C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba
「良いスタートでした。2番手で乗りたかったのですが、ペースが遅かったのでマイペースで行きました。落ち着いていて、物見をしましたがいい脚を使って、良い加速でした。距離も良かったです」
おそらく初戦の競馬で上位の騎手に乗ってもらいたい意図もあっての関西遠征だったと思いますが、ルメール騎手は勝利を優先して途中からハナへ。結果的に逃げ切りとなりましたが、このあたりが陣営の狙いと齟齬がなかったかは気になりますが、わざわざ遠征して勝てなかったら非難されるところえすから、まずは勝てて大きかったというところでしょうか?
今週の新馬戦はレーン騎手を中心に逃げ切り勝ちが多く、このあたりが今後の気性面にどのような影響を与えるかは気になるところ。
近年だと、レーン騎手が逃がして新馬勝ちさせた馬というと、シュトラウスやゴンバデカブースがいます。2歳重賞は勝ったものの、その後、苦労している印象も否めないのでドリームコアやダノンヒストリーの今後に注目です(まあPOG的には2歳重賞勝てれば十分大きいとは思いますが)。
シュトラウスの名前が出たところで、同族のローベルクランツ(りんさん)はサレジオの2着。
2着 ローベルクランツ(松山弘平騎手)
「返し馬から良かったですし、芝の走りも良く、今日のような馬場もこなしてくれるだろうと思いました。今日はスタートの1歩目があまり出なくて、ポジションが2列目になってしまったところが悔やまれるかなと思います。それでも差は詰めていますし、力強い走りをしてくれました。勝った馬も強かったですが、それによく食らいついてくれました」
こちらは勝負所でちょっと前にいた馬の影響もあってポジションが苦しくなりましたが、それでいて最後はサレジオに迫る好走。ブルーメンブラット一族は気性的に難しいところがありますが、それを感じさせない内容が濃い内容だったように思います。
サトノダイヤモンド産駒は去年の秋の2歳戦で頭角を示しつつありますし、ちょっと面白い存在になってくるかもしれません。
(文=桜木悟史)
コメント