こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※カタログ・測尺発表前の評価です(追記する場合あり)
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
父:マインドユアビスケッツ
母:マスターワーク (7歳)
母父:ダイワメジャー
めす

募集価格・厩舎
募集総額:1,800万円(一口18万円)
預託予定:[門別]田中淳司 or [船橋]川島正一
評価・適性予測
血統表を見た時に、まずポイントになりそうだと感じたのが母方のRobertoの存在。
これは良さそうな印象を受けました。Roberto持ちのマインドユアビスケッツを見ると、億超えの馬はいないものの、メイクザビートやマピュースなど、複数勝ちの馬がいます。
一方で、逆によくなさそうなのが母父ダイワメジャー。

「マインドユアビスケッツ+母父ダイワメジャー」は初年度にいきなりマルカラピッドがエーデルワイス賞を勝って、当初は好意的に評価していた配合なのですが、3年ほど経過して、目立っていないどころか、マルカラピッド以降、活躍馬が出てきていません。
そのあたりの配合的な解釈をすると、マインドユアビスケッツが内包しているAwesome Againが悪さをしていそうで、Deputy Ministerをクロスさせたり、呼応するニアリーなノーザンテーストなどは母方にないほうが好ましいというのが2025年時点の筆者の見解。
ちょうどタイムリーな話題として近親のパラレルヴィジョンの地方転出が話題になりましたが、この牝系でダート路線というのはなかなか想像しにくいな…というのが本音です。
(文=桜木悟史)




コメント