こちらのページでは、シルクホースクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
※今回は馬友さんからご相談を受けて、数頭に絞って配合診断を行なう特別企画となります。筆者がシルクの会員でないため、馬体写真や測尺を見ずに血統表だけで診断しております。その点、ご了承ください。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
血統・母年齢・性別
キングリア(リアアメリアの2024)
父:エピファネイア
母:リアアメリア (7歳)
母父:ディープインパクト
牡馬

募集価格・厩舎
募集総額:1億円(一口20万円)
預託予定:栗東・中内田充正
評価・適性予測
「エピファネイア+母父ディープインパクト」はエピファネイア産駒の各種数値の平均を下回る組み合わせ。
その中でも「母方にSadler’s Wellsをあわせ持っているパターンだけは検討の余地がある」ということはここ数年、お伝えしてきていることです。この見解を覆す馬は2025年現在、現れていません。
リアアメリアといえば、32秒台の脚を使える卓越したトップスピードが武器。これをもたらしているのがUnbridled’s Songでしょうから、この部分の遺伝的な影響が大きいように映ります。
そこを意識して「エピファネイア+Unbridled’s Song」「エピファネイア+Unbridled」の組み合わせの実績を確認するも、獲得賞金で5,000万円を超えている馬がいません(2025年7月現在)。
このことから配合的な見地からは見送りが妥当だとジャッジします。
あとこの馬に関しては、母リアアメリアが気性的にかなり難しかったイメージが評価を押し下げる要素になっています。
ただでさえ、ノーザンファームしがらきがエピファネイア産駒の育成に苦労している(天栄が優れているかというと、そういう訳でもないですが…)点を考えると、気性的な要素で苦労しそうな予感もあります。
そのあたり、母の主戦だった川田騎手がどのようにレースを教えていくのか? そういう視点で注視していきたい存在ではあります。
(文=桜木悟史)



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