ブルーミングホースクラブの評判・実績・費用を徹底解説【2025年最新】

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一口馬主を始めてみたいけれど、どのクラブを選べばいいのか分からない――そんなお悩みをお持ちではありませんか?  

この記事では「ブルーミングホースクラブ」を、クラブ選びのポイントや他のクラブとの比較を踏まえて、わかりやすく解説します。  

一口馬主を楽しむための「あなたに合ったクラブ選び」のヒントを、ぜひ見つけてください。

クチコミも大歓迎。ぜひクラブの評価を寄せたい方は本記事のコメント欄までお願いいたします!

一口馬主クラブ選びの5つのポイント

① 募集馬の質(血統・育成背景)

2025年にクラブが創設されました。スワーヴリチャードの馬主・諏訪守氏と、アルクトスの馬主・山口功一郎氏が手を組んでおり、バイヤー系一口馬主という一面を見せつつ、自前のBlooming Farm(ブルーミングファーム)という生産牧場も準備しているため、将来的には自家生産した馬の募集比率が高くなると予測されます。

両氏が馬主を務めた種牡馬産駒の受け皿としたい意図も感じられ、25年10月の創設時に発表された19頭の募集馬のうち、スワーヴリチャード産駒が9頭、アルクトス産駒が1頭と半数を占めており、この傾向は当面の間、続く可能性があります。

② 実績(重賞・G1勝利)

2025年に創設されたばかりなので、まだクラブ馬の出走・実績はありません。活躍馬が出てきたら当欄を更新してまいります。

▼世代別 募集馬リスト

③ 出資のしやすさ(人気・抽選倍率)

  • 出資口数:原則、500口制(うち、250口は実績枠)
  • 実績制:2025年度産駒から実績枠については出資実績を元に抽選が行われると発表済み

新規クラブということで現時点では不明点が多いですが、2026年からの実績制度の実施の示唆や、全頭分のパッケージ販売を行なうなど、ある程度、資金を持っている会員を優先する姿勢がうかがえます。

④ 会費・維持費などコスト面

  • 入会金:22,000円
  • 月会費:​3,300円(税込)
  • 出資価格:​1口あたり30,000円〜130,000円程度
  • 維持費:​2歳2月以降の維持費は実費精算となり、ノーザン系と大きな違いはありません。ただし競走馬に係る保険料が3.5%と、サンデーやキャロットの~3%よりも高く設定されており、支払い額が他のクラブよりも相対的に高くなる懸念があります。

⑤ 自分のスタイルに合っているか?

ブルーミングホースクラブは以下のような方におすすめです:

  • スワーヴリチャード産駒・アルクトス産駒に出資したい
  • 新しいクラブに初年度から参加してプレミア感を感じたい
  • 実績制が導入されることから、ある程度、まとまった金額の出資ができる方が有利

→実績制を考慮すると、ある程度、長い年月で腰を据えてブルーミングホースクラブで一口馬主を続けるつもりの方に向いています。25年10月時点では「実績制だとするとサブクラブには向かない」という意見が散見されます。

また規約に「出資権利の途中放棄が認められておらず、出資馬が0頭にならないと退会ができない」と読み取れる部分があり、退会までに年月がかかるという懸念もSNS上で指摘されています。

ブルーミングホースクラブクラブとは?特徴と評判をチェック

育成環境と募集馬の傾向

  • 主な購買:初回世代はセレクトセールやサマーセールでも落札あり
  • 育成:北海道の中期・後期育成施設が2026年9月完成予定、浪江町(福島県)に開業される外厩施設は2028年3月に完成予定。自前の育成施設を用いて所属馬の管理をしていく計画です。
  • 募集価格帯:一口あたり5~15万円の価格帯が中心となっていく見込み

出資の難易度と人気の理由

  • 初年度は全頭に一口ずつ出資するパッケージ(総額127.6万円)を販売するなど、まとまった資金を出せる会員を優遇する傾向が見受けられるため、小口会員が抽選などで不利になる可能性があります
  • 預託予定の厩舎に、リーディング上位やG1実績があるネームバリューがある厩舎が多いため人気となっています
  • ノーザンファーム産の馬が多くなく全体的に価格が押さえられているため、これから一口馬主を始めたいという方が興味を持っている傾向があります

会費と受けられるサービス

  • 出資馬の近況レポート(写真・動画あり)※頻度については言及なし
  • 口取り参加権利
  • 出資馬への命名応募
  • 牧場見学・出資馬検討ツアーについては現時点で予定なし
  • クラブパーティーは来年度以降で検討中

※2025年10月2日時点で公式が発表しているサービスの有無をまとめています

募集スケジュール

内容
10月下旬1歳馬の募集開始(※25年度の実績。来年度以降、変更となる可能性あり)
11月先着順での通常募集

その他の特徴や傾向

愛馬を種牡馬にしてきたオーナーが主導しているという点で「クラブ馬も種牡馬にしたい」という意欲を感じる一面も。

規約内の種牡馬に関する記述で【繁養先については、抜群の種牡⾺繋養実績及び財務的安定性に鑑みて社台スタリオンステーションを繋養先の最有⼒候補としつつ、その他の繋養先を選択することもあります】と、特定のスタリオンに言及するなど、高額で所属馬を種牡馬にすることを、クラブのひとつのテーマにしていることがうかがえます。

なお種牡馬としての売却に際しては、サンデーサラブレッドクラブやキャロットクラブが営業手数料を段階的に40%(2億円以上)まで上げていくのに対して、ブルーミングホースクラブは種牡馬売却に関する手数料は一律で40%に設定しています。

なので、2億円以下で種牡馬売却されるケースにおいてはクラブの取り分が高いとも言えます。

また繁殖牝馬については、中央入厩馬に関してはノーザン系同様に10%の買い戻しが設定されていますが、牝馬の引退期限が6月1月末とノーザン系よりも2ヵ月早く設定されており、早めに繁殖にあげて生産サイクルを高めようとしていることがうかがえます。

SNSでの評判

「馬代は比較的良心的で、調教師も良いところばかり。かなり良い気がする。」

「初年度ということで入会金キャンペーン無料などを期待したが、入会金が安くならなさそうのが残念」

「クラブのオーナーたちが現役の馬主なので、今後、良い馬・悪い馬をどのように個人・クラブに振り分けるのかわからないので注意が必要だと思う」

※クラブ設立時の評判感想となります(特定されないため一部リライトしています)。今後、実際の会員の声を拾ってアップデートしてまいります

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