2年ぶりに社台スタリオンステーションを見学させていただきました。
いつもは、以前お仕事でお付き合いがあったMさんが担当についてくることが多いのですが、今年は先日のパーティーでご挨拶させていただいたSさんにガイドしていただきました。
ひさしぶりに雪が降る前のこの季節の見学枠を確保できたので、スタリオンの素晴らしい景色を見ることができました。
以下、見学した馬について、Sさんのコメントや、自分の雑感などを綴っていきます。

最初にお出迎えしてくれたのはシスキン。
人気上昇中の種牡馬ですが、話を聞いていると、産駒が中距離向きに出ているのはスタリオンとしても想定外だったそう。CT検査がどのタイプだったのかは気になりますね。

その隣の放牧地にいたのはドレフォン。
ダート種牡馬として結果を出しているとのアピール。「その産駒であるジオグリフもニーズが高くなるのでは?」とのこと(※Sさんは基本的にセールスのスタンスなのでポジティブです)。
ドレフォンについては、以前、Mさんが「血統を薄くするためのオニオンスライス」という話をしていたので、サーマルウインドがアワブラッドになった(よね?)自分としては、Mさんと「母父ドレフォンには何が合うか?」論争をしたかったところです(笑)。

放牧地を進んでいくと、お出迎えしてくれたのはドウデュース。引退してから初めての対面でした。
現役の時から思ってましたが、やっぱり「中距離を走っていた馬には見えない」と思いました。というか、社台スタリオンの他の馬と比べても体型が異質です。
仮にこの体型の馬が募集馬のカタログに載っていたとして、選べる自信はありません(笑)。
Sさんいわく、「長距離を得意にしていた父(ハーツクライ)と、米国のスプリンター(母ダストアンドダイヤモンズ)の奇跡のカップリングですよね」と話していましたが、これは本当にその通りだと思います。
こういうタイプは、どちらの特長を意識して配合するか、とても難しいと思います。ドウデュース産駒の見極めには苦労させられるんだろうな…という予感があります。

ドウデュースの隣の放牧地で自主的に坂路調教を繰り返して、見学者にアピールしていたのはマインドユアビスケッツ。
あまり評価は上がってこない同馬ですが、デビューした頭数に対する勝ち上がり率は40%ほどあるそうで、まだまだスタリオンとして期待している部分を感じました。
個人的に気になっていた「Awesome Againが気性的に悪さをしてませんか?」との問いには「気性的にややこしい面がある産駒がいることは事実」としつつ、一方で「走るほうに意識が向いたときの爆発力はすごいです」とのコメント。その話の流れで、大井で向こう正面からマクりきったトレインザマインドの名前も挙がりました。

放牧地から厩舎方向で帰ろうとすると、同じく帰厩しようとしているところのオルフェーヴルと遭遇しました。
秋のちょうどいい気候だったこともあって、放牧地に後ろ髪を引かれているご様子(笑)。

厩舎前でも見学させていただきましたが、「オルフェーヴルは時間がわかっているのか、11時半を過ぎないと、顔出してくれないんですよね」とのこと。ただその日は幸運にも11時半前にもかかわらず、30秒ほどファンサをいただきました。

オルフェーヴルとしての種牡馬としての歯がゆさはスタリオンのスタッフ全員が感じているところですが、直近では「母父オルフェーヴル」という部分でもアピールをしているそう。
直近もアンドゥーリルやショウヘイなどが活躍をしており、この点について自分も同意。グランカッサもその点を意識して出資しているので、なんとかアワブラに残って欲しいものです。

オルフェーヴルの馬房からルヴァンスレーヴを挟んで2つ隣にいたのがイクイノックス。
イクイノックスについて、Sさんは「母のシャトーブランシュが燃えやすい性格だったので、その部分がイクイノックスの産駒に伝わっているかどうかはひとつポイントかと思います」とコメント。イクイノックス産駒の気性面の話は来年以降、ツアーなどで確認してもよいかもしれません。
最後に見学はできませんでしたが、元出資馬のレイデオロの健康祈願のお守りをSさんに託して今回の見学は終了しました。
写真は撮っていませんが、Sさんが「来年の新種牡馬リーディングはサリオスとエフフォーリアの争いになると思いますよ」と自信満々に語っていたのも印象的でした。




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