▲3頭目を歩いているのがメイケイエール
木曜日にパドックのスクーリングを行なった時には、結構カリカリしていて、「遠征はよくなかったかな…」と感じたのですが、当日、実際にパドックに出てきた際にはかなり落ち着いた様子でした。

ただ、スクーリングの前に芝の上を歩かせていても、パドックから本馬場に出した際も、コースの上に出るとテンションが上がります。返し馬を出すと、一気にボルテージが上がりコースの奥へと走っていきました。

ここで思い出すのが池添謙一騎手が発していた「返し馬では、メイケイエールの思い通りにさせないことが大切」というコメント。
騎手によってフィーリングが異なると思うので断定はしませんが、メイケイエールとコンビを組んできた池添騎手の言葉が正しいとするなら、ここで我慢させずにスタート地点に向かってしまったことで、そのままエキサイトした状態でレースがスタート。それが前半のかかり気味のロスにつながってしまったのかもしれません。

レースはコース沿いで撮影していましたが、直線半ばで馬群に飲まれて「これは撮影が厳しい…」と思っていましたが、よくよくファインダーを覗いてみると最後まで馬群の中で頑張っていました。
前半あれだけの暴走をしておきながら最後まで大きな減速をしなかったことを考えると今年の香港スプリントではチャンスがあると思います。なんとか再度、香港にトライして欲しいと感じました。

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