【有馬記念2025】桜木悟史の見解・予想

桜木悟史の日記

関東地方は水曜・木曜にかなり雨が降り、この土日もあまり気温は高くならない予報からここ数年の中ではパワー・スタミナを要求される馬場になるとみています。

改めて、有馬記念を予想していく上で、血統的な見地からポイントをまとめていこうと思います。

血統で絞る

まず過去10年間の馬券圏内回数を父系にわけると以下の通りとなります。

  • サンデーサイレンス系:17回
  • ロベルト系:6回
  • ミスプロ(キンカメ)系:4回
  • その他:3回(クロノジェネシス・ハービンジャー)

断然強いのはサンデーサイレンス系。その中でもディープインパクトやハーツクライのサイアーラインが強いのが特徴。

一方、「中山2500mはステイゴールド系が強い」という印象を持たれている方も多いかもしれませんが、2014年のゴールドシップ(3着)以降、馬券に絡んだことがありません

今回、このデータに該当するメイショウタバルマイネルエンペラーの取捨は慎重に考えたほうがよいかもしれません。

また「有馬記念はミスプロ系が勝てない」というのも有名な格言でしょう。

2,3着はあるものの、とにかく勝ち切れない。今回のメンバーでいえば、アドマイヤテラアラタエキサイトバイオミュージアムマイルは1着欄で塗らなくてもよいということが言えます。

サンデー・ロベルト・ミスプロ系以外が馬券に割り込むケースは、ブラストワンピースの時のように直前まで雨が降り馬場が特殊になっているか、クロノジェネシスが勝った時のように極端なスローに落ちるパターン。

今年はメイショウタバルミステリーウェイが先手を主張しており、おそらく極端なスローは考えにくく、日曜までに天気の急変がない限りは割引としてよさそう。シンエンペラータスティエーラは割引とします。

こうしたトレンドを加味すると、今年の有馬記念勝ち馬はSS系・ロベルト系に絞っていくことができます。

SS系(非ステイ)
エルトンバローズ・コスモキュランダ・サンライズジパング・ジャスティンパレス・シュヴァリエローズ・ミステリーウェイ・レガレイラ

ロベルト系
ダノンデサイル

SS系の中では、本流から外れるエルトンバローズコスモキュランダが馬券圏内に入ってくる確率はあまり高くないはずで、ここで脱落とします。

展開を考える

ポイントになるのはハナ争い。

そもそもミステリーウェイが前半3F36-38秒でしか逃げたことがないのに対し、メイショウタバルは34秒台で先頭に立てる馬

しかも枠順抽選会の結果、メイショウタバルが内に入ったことでミステリーウェイがハナをとれる可能性はほぼなくなりました

ミステリーウェイは外からポジションをとりにいくエルトンバローズに被されて、さらに後ろのポジションになる可能性すらあります。

ミステリーウェイがハナを奪う流れが可能性があるとすれば、1周目スタンド前でハナを奪う形ぐらいでしょう。

おそらくメイショウタバルは2周目の向こう正面から12.0前後のペースで刻み始めることを考えると向こう正面からマクっていく形は完全に暴走。これは松本騎手の競馬脳が試されます。

話の主役をメイショウタバルに戻すと、天才武豊は天皇賞(秋)でスローに落としすぎることはダメだと確認済みですから、スタンド前までは多少ゆっくりに進めることはあっても、1,2角からはペースを緩ませないと予想されます。

このことから最後の瞬発力に賭けたいジャスティンパレスミュージアムマイルあたりは少し割引となるはずです。

武豊の隣はデンジャラス

あと今回の枠順でポイントとなったのは「武豊の内隣がレガレイラ」という点。このあたりをポイントとして挙げている人がほとんどいませんが、重要なポイントです。

以前にもこのサイトにも同じことを書いた記憶がありますが、武豊騎手はスタートで隣の馬が出遅れた際にあえて斜めに出して(馬の習性的にも空いているほうにいきやすい)、出遅れた馬の進路をつぶしにいきます

その点、レガレイラは出遅れ癖もあり、皆さんが思っている以上にスタート直後にポジションを失う可能性があり、今年の人気上位馬の中でも「スタートで馬券が終わる可能性」を秘めており、全幅の信頼は置けないと考えます。

あと個人的には、レガレイラはルメール騎手と手が合わず、戸崎騎手とのコンビで復活。それなのに、ルメール騎手に戻って1番人気に支持されているこの状況。少なくとも単勝を買うべき流れではありません。

桜木悟史の狙い

◎ダノンデサイル
○ミュージアムマイル
○レガレイラ
△メイショウタバル
△エキサイトバイオ

極端なスローが考えにくく、究極の上がり勝負にならないのであれば◎ダノンデサイル

今年に関してはジャパンカップが終わったぐらいのタイミングで本命が固まったぐらいに自信のある予想。

まずシンプルに有馬記念は中山巧者を狙うのがセオリー。以下、今回の出走メンバーで中山実績が高い馬を並べてみます。

  • ダノンデサイル 2-0-1-0
  • ミステリーウェイ 0-2-0-0
  • ミュージアムマイル 2-0-0-1
  • レガレイラ 3-0-0-1

この中でなぜダノンデサイルを持ち上げるか? ポイントは昨年の有馬記念にあります

昨年のダノンデサイルは1枠1番から逃げの手を打ちました。この横山典弘が打った逃げの手には賛否はあるでしょうが、改めて映像を見直すと、終始、外にベラジオオペラがいて、楽な逃げではなかったことは明らかです。

そして、覚えている方もいるかもしれませんが、この有馬記念後に管理する安田翔伍調教師が残したコメントは不思議なものでした。

3着 ダノンデサイル(安田翔伍調教師)

「正直な感じを言うと、ダービーの頃と比べると若干無くしているものがあるのではないかと感じました。これからの期待感というよりは、危機感の方が強いです。それが何なのかこれから見つける必要があります」

【有馬記念レース後コメント】レガレイラ戸崎圭太騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba

そして、このコメントを受けてなのか、ダノンデサイルは有馬記念で好走した馬としては異例の1月のAJCC出走を決めています

一説には鞍上をスイッチするためなど、いろいろなことが囁かれましたが、そこは一旦おいておくとして、大切なのはダノンデサイルが有馬記念を叩いて、大きく状態をあげたという事実です

ですからダノンデサイルに関しては、

✅昨年の有馬記念(3着)は状態としてはいまいちだった
✅ダノンデサイルは休み明けを叩くと状態が上昇する

という点が言えます。

その点を踏まえると、中山成績は2-0-1-0ですが、3戦3勝(しかもすべて重賞)ぐらいの超中山巧者という評価を与えるべきという見方ができるという点

さらに、今年のダノンデサイルはイギリス遠征後、前走ジャパンカップに出走。休み明けでレースレコードが出るようなレースだった点は厳しかったわけですが、その中でも今回の出走馬の中で最先着。改めて能力の高さを見せました。

しかも改めてジャパンカップを見直すと、最後の直線でダノンデサイルは2回ほど進路を切り替えるシーンがありました。

前2頭から離されたような格好にはなりましたが、それでもしっかり馬券に絡んでくる。それでいて、この有馬記念に向けては状態をあげている可能性が高い。軸で買うならばこの馬しかありません。

さらに枠順抽選会の結果、人気上位の中でも相対的に外側の枠になったことで単勝のオッズに妙味はありそう。単勝4.5倍つくなら、ダノンデサイルの単勝が今年の有馬記念の勝負馬券。

以下、外国人騎手が馬券に絡む確率が高いのでミュージアムマイルレガレイラが2列目。

さらに、今年の展開を考えると、外からのマクりや差しは分が悪いので、最内をキープできるメイショウタバルと、ラジオNIKKEI賞で狭い馬群から差し切った経験のあるエキサイトバイオまで。

◆桜木悟史の買い目◆
単勝 ⑨
馬連 ⑨-①④⑤⑥
三連複 ⑨-④⑤-①④⑤⑥

皆さん、有馬記念を的中させて、よい年を迎えましょう。ではでは。

(文=桜木悟史

コメント

  1. sea-biscuit より:

    説得力のある予想を読ませてもらいました
    確かにステゴ系はドリジャ・オルフェ・ゴルシ ステゴ×マックのいわゆる黄金配合の馬しか来てませんね
    僕は◎ジャスティンパレスにしました 天皇賞秋のようにスタートが良ければ好枠ですし好勝負可能と判断しました
    それでは桜木さん、POG参加者の皆様よいお年をお迎えください

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