社台サラブレッドクラブで出資しているアマルフィコーストⅡの24を見学してきました。昨年の10月に見学していて以来、2回目の見学となります。
残念ながら前回の見学以降に靱帯炎を発症し、現在は静養中になります。なので、特段の近況はありません。

馬体重は534kg。調教を休ませてウォーキングマシンのみなので仕方ありません。
前回からの変化としては、前回までは「ある程度の距離なら対応できそう」というのがスタッフさんのコメントでしたが、今回は「短距離っぽくなってきました」とのこと。
調教を休ませている状況なので、気性面は関係なく、馬体がそういうシルエットになってきたということでしょう。
今後については未定。一応の目安としては「デビューは来年の年明けぐらいかな」というお話しはありました。個人的には社台で出資している1つ上の世代のスピナーリートも春に頓挫して、「年明けが目指せれば」という話で12月の新馬に間に合って勝ち上がりましたし、そこまで悲観はしていません。
あとダートの短距離向きともなれば、年内に勝ち上がったところで目標もないですし、ダートが多い季節を目標にじっくり立て直すのは賢明だと思います。

個人的に気になったのは、今回の症例は再発しやすいのか、という点。
この点についてお聞きすると、馬によって違うという前提がある上で「焦って立ち上げると再発しやすい傾向があるので、固まるまでしっかり待つことが大切だと思います」とのこと。
本馬はPRP治療(多血小板血漿療法。再生治療の一種で、自然治癒を高めるもの)を実施しており、新しく再生された組織が固まる(定着)するまで待つことが再発を防ぐ上で重要だというのが社台ファームの方針のようです。
余談ですが、この話の中で同じく社台ファームのレッドバリエンテの症例の話もありました。レッドバリエンテは屈腱炎で19ヵ月休養するも、復帰後の中日新聞杯で2着。社台ファームさんの経験を信じます。

ちなみに、本馬を担当されている方は11月に現在の厩舎に移動後、少しだけ跨ったそうですが「変なことはしないし、乗り味は良かったですよ」とおっしゃっていました。
実際、見学していても終始おだやかでしたし(調教を強い負荷をかけてないことが大きいと思いますが)、以前noteにも書きましたが、学習能力と理解力が高そうなのが本馬の強みだと思うので、気性が変な方向にいってないことは安心してよいかと思います(〇外の怖いポイントのひとつだと思います)。

社台サラブレッドでの出資は本馬が2頭目ですが、今回、社台ファームを訪問すると開口一番「おひさしぶりです!スピナーリート新馬勝ちおめでとうございます」とおっしゃってくれたのがとても嬉しかったです。
社台ファームの牧歌的な風景と、ひとりひとりの出資者に対する対応というものはかけがえないものだなと改めて感じました。
(文=桜木悟史)




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