クリソプレーズの2019(父キタサンブラック)評価【キャロットクラブ募集番号72】

キャロットクラブ募集馬診断

※本馬は募集中止となりました※

血統・母年齢・性別

父:キタサンブラック
母:クリソプレーズ (17歳)
母父:エルコンドルパサー

5代目までのクロス:Lyphard 5×5

牡馬

募集価格・厩舎

募集金額:5,000万円 (一口12.5万円)
預託予定:栗東・音無秀孝厩舎

評価・適性診断

クリソプレーズについて、3年前の診断でクリソベリルを母年齢を理由に評価を下げてしまった点をお詫びしなければいけません。これだけ優秀な繁殖となると、年齢による減点はそこまで考慮しなくてもよいという勉強になりました。

さて本馬の話に入りますが、キタサンブラックに対しては「母系にスピード血統を持ってくる」が現時点の仮説で、筆者や血統評論家の望田潤氏、そして社台スタリオンステーションの三輪圭祐氏も同じような見解を持っています

※詳しくは会報『ECLIPSE』2020 年 7 月号参照/全員似たような見解を持っていながら、最終的に「母系にどういうスピード血統を持ってくるか?」という結論の部分が異なっており、読み比べてみると面白いと思います。

そういう観点でいえば、Sadler’s Wells色の強いクリソプレーズにキタサンブラックをつけるというのは、かなり重厚な方向に寄せた配合に映ります。

気になったので、本馬の種付け履歴を照会したところ、ハーツクライ・ディープインパクトを種付けしようとして受胎せずのキタサンブラック。ここをどう考えるか?

筆者的には、この配合だと東京などの高速馬場を走るのは少し苦しいかなという評価。長距離やローカルの芝なら、という評価です。むしろキタサンブラック産駒にダート適性があると逆張りするほうが活躍のイメージが湧きます。

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