血統・母年齢・性別
馬名:シャルムランプ
父:サトノアラジン
母:レインボーソング (7歳)
母父:ゼンノロブロイ
5代目までのクロス:サンデーサイレンス 3×3, Mr. Prospector 5×5
メス
募集価格・厩舎
募集金額:1,200万円 (一口3万円)
預託予定:栗東・牧田和弥厩舎
評価・適性診断
当サイトでは「母父ゼンノロブロイ」のアベレージの低さをひとつの減点材料としていますが、その中において本馬の一族はアニメイトバイオの仔がパイオニアバイオ(ルーラーシップ)・ビッククインバイオ(キングズベスト)と重賞級の馬を輩出。また近親のネオボーゲン(ルーラーシップ)も中央勝ちと結果がついています。
この例を見ると気付く人もいるかと思いますが、上記の3頭はすべてミスプロ系との交配。
これだけ結果が出ているのであれば、ルーラーシップを筆頭としてミスプロ系をつけるのが王道なわけですが、そこでサトノアラジンという意外な選択。
ここで筆者が大切にしているのが種付け履歴を確認する作業です。すべての種付けに根拠があるとは限らないので過信は禁物ですが、ここから見えてくるものもあります。
本馬の種付け履歴を確認すると、やはりルーラーシップをつけようとするも受胎せず、サトノアラジンに変更。加えて、本馬のひとつ下もルーラーシップが受胎せずのハービンジャー。
やはり牧場側も上記のルーラーシップ産駒2頭を意識していることは間違いなく、その意図から外れてしまった配合をどう評価するか?
上記の点はさておき、サトノアラジンを同じ母父 Storm Cat のキズナに置き換えてみた時、めちゃくちゃ悪い配合とは思わないのですが(アンバーシャダイの渋さを Storm Cat がいい感じに中和してくれそう)、キズナ産駒で筆者がポイントに掲げている【Roberto】や【GreySovereign】といった血がないので重賞級とは言いづらいところ。高い評価はできません。
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