マリアライトの2019(カルセドニー)評価【キャロットクラブ募集番号95】

キャロットクラブ募集馬診断

血統・母年齢・性別

馬名:カルセドニー

父:ロードカナロア
母:マリアライト (8歳)
母父:ディープインパクト

5代目までのクロス:Kingmambo 3×4

メス

募集価格・厩舎

募集金額:5,000万円 (一口12.5万円)
預託予定:美浦・久保田貴士厩舎

評価・適性診断

クリソプレーズの牝系は、ダートの一流馬を数多く輩出するなど、サドラーズギャルがかなりパワーを遺伝させます。そういう視点もあり、父系にスピードのある馬を持ってくるというのが配合の大きなテーマです。

「ロードカナロア+Sadler’s Wells」サートゥルナーリアキングオブコージを輩出。ただし牡馬と牝馬で活躍している距離は異なるようで、牝馬はマイル前後での活躍が目立ちます。長兄のオーソクレースがいきなり G1・2 着に来ていることからマリアライトが繁殖として優秀であることを考えれば、牝馬3冠のような王道コースではやや見劣るものの、少しズレた条件(1400mや1800m)では力を発揮できそうな配合です。

結局、本馬に関しては、誰が見てもわかる小さな馬体をどう判断するかに尽きます

常識的に考えれば1月生まれで 396kg。厳しいのは間違いなく、それをもって見送るべきと書くのは簡単ですが、そこを辛抱して出資した人が10年後ぐらいに笑えるのがキャロットクラブ。そこまで見据えるなら、出資してもいいかもしれません。

これは完全に余談ですが、たとえばボージェストの19と比較した場合、ダート適性があるぶんこちらのほうがアワブラッドとしては魅力的と言えます(ドレフォンやエピファネイアをつけられる)。そこまで考えるとキリがないですが、会員の胆力を試している1頭と言えそうです。

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