サンデーサラブレッドクラブの募集馬の中から配合が面白いと感じた馬をピックアップしています(馬体や厩舎発表前段階の評価です)
3年前は、ミュージアムマイル(皐月賞・有馬記念)やマリアイリダータ(2勝・スイートピーS2着)などをピックアップしています。
チェッキーノの25
父:イクイノックス
母:チェッキーノ (11歳)
母父:キングカメハメハ
牡馬

サンデーレーシング(関東)
募集総額:10,000万円
先日公開した「イクイノックス産駒の考察」で期待の配合と書いた「イクイノックス+母父キングカメハメハ+SS」の組み合わせ。
加えて、チェッキーノの仔は父モーリスのノッキングポイントが新潟記念、父ハービンジャーのチェルヴィニアが牝馬二冠とLyphad持ちの種牡馬を迎えると走る。
タムニアの25
父:イクイノックス
母:タムニア (8歳)
母父:Nathaniel
牡馬

サンデーレーシング(関東)
募集総額:10,000万円
「イクイノックス+Machiavellian」の組み合わせ。イクイノックスにHaloを足すベタな配合。芝のトップスピードの速さが期待できます。
タムニアが難しいのは母父がGelileo系と重厚である点。しかし、半姉テレサ(父アドマイヤマーズ)はサドラークロス持ちを持ちながらもローズSで好走。一方で本馬はサドラーのクロスがない。HaloのE配合でキレ味が出るなら面白い存在。
グランアレグリアの25
父:サートゥルナーリア
母:グランアレグリア (8歳)
母父:ディープインパクト
牡馬

サンデーレーシング(関東)
募集総額:15,000万円
「サートゥルナーリア+母父ディープインパクト」は産駒の中ではやや低調な組み合わせ。しかし3番仔になって、ようやく配合として評価できる組み合わせになったのでピックアップ。
半兄グランマエストロ(父エピファネイア)との比較で父がサートゥルナーリアに替わってミスプロが入ることで 母系のUnbridledを刺激できる配合に。距離は持たないでしょうが、グランアレグリアの仔に中途半端に距離を求める必要はなし。
半兄がルメールに「キレ味足りないデース」と言われている現状なのでStorm Catで瞬発力を足すのも理に適っているはず。
ドナウブルーの25
父:シュネルマイスター
母:ドナウブルー (17歳)
母父:ディープインパクト
牡馬

サンデーレーシング(関西)
募集総額:5,000万円
個人的に来年デビューする種牡馬の中で期待しているのがシュネルマイスター。「シュネルマイスターの考察」にも書いたが、素直にDanzigクロスでスピードを強調するのはいいはず。
Danzigクロスは筋肉モリモリになりがちで距離はマイルが上限となりそうですが、目指す方向性がはっきりしているほうが好感が持てる。
近親にジェンティルドンナがいる牝系ですが、ドナウブルーの枝は短距離~マイル向き。懸念材料は母の高齢。
インフィナイトの25
父:スワーヴリチャード
母:インフィナイト (7歳)
母父:モーリス
めす

サンデーレーシング(関東)
募集総額:4,000万円
「スワーヴリチャード+Riverman」はグリーンエナジーと共通。新型のスワーヴリチャード配合。普通ならRivermanのかけ合わせは重くなりがちで敬遠しがちですが、これが配合のセオリーなら面白い。本馬のボトムラインのキャリーンパーはRivermanの権化のような馬なので抜群にハマる可能性も。
グリーンエナジーが高速府中ダービーでどんな脚を使えるか次第だが、そこで普通に通用するならこの配合にはツバをつけておきたいところ。高速馬場がダメでも、少なくとも冬の中山とか梅雨の阪神とかハマる条件はあるはず。
グランパラディーゾの25
父:リアルスティール
母:グランパラディーゾ (7歳)
母父:ルーラーシップ
牡馬

サンデーレーシング(関東)
募集総額:5,000万円
この牝系は父ロードカナロア産駒が3頭もブラックタイプ(ステルヴィオ・ステルナティーア・ウンブライル)。Storm Catと相性の良いならリアルスティールでも…という発想なのでは?
Kingmambo・Monevassiaの全兄妹クロスからは大物は出ていないが、「リアルスティール+母父ルーラーシップ」の組み合わせはデイリー杯2歳S勝ちのオールパルフェがいる。キレ味のないマイラーになりそうだが、牝系からキレがもたらされていそうな馬体なら一考。
アンドヴァラナウトの25
父:ドレフォン
母:アンドヴァラナウト (7歳)
母父:キングカメハメハ
牡馬

サンデーレーシング(関西)
募集総額:5,000万円
「ドレフォン+母父キングカメハメハ」はジオグリフを筆頭にハイアベレージ。獲得賞金の平均は産駒平均の1.5倍近く。さらにこの組み合わせは、ジオグリフやクールミラボーなど牡馬の活躍が目立つ。
本馬はダイナカール牝系でデシエルトと15/16共通。さらにこの牝系からはドレフォン産駒でミッキーファイトが出ており、ダートの大物になる可能性も。初仔がどうかだが、馬格に恵まれているようなら楽しみな存在。
デアレガーロの25
父:ロードカナロア
母:デアレガーロ (10歳)
母父:マンハッタンカフェ
めす

サンデーレーシング(関東)
募集総額:5,000万円
全兄レガーロデルシエロは4勝。ただロードカナロア産駒なのに1800mに勝ち鞍があるなど微妙な違和感があり、こういうパターンは牝馬替わりで距離を短くするとハマりそう。実際「ロードカナロア+母父マンハッタンカフェ」はレイハリアなど短距離オープンに実績あり。
アナアメリカーナの25
父:グレーターロンドン
母:アナアメリカーナ (18歳)
母父:American Post
めす

サンデーレーシング(関東)
募集総額:1,800万円
アナアメリカーナの仔は半兄ヴォートセレストがキャロットクラブで追加募集された際に下記のような見解を示した。
改めて繁殖成績を振り返ると、一番結果が出たのがメイソンジュニア[NZT2着]。そのメイソンジュニアの配合をみると、Danzigのクロスでスピードを高める形が正解だったと言えます。
アナアメリカーナの23(ヴォートセレスト)評価【キャロットクラブ募集番号98】
今回、待望のDanzig持ちのグレーターロンドンを種付け。半兄たちが芝2000m勝ちと冗長に出てしまったので、素直にスピードを強化するこの配合は良さそう。母が高齢なのでそこの減点は大きいが、新規や実績が少ない方にとっては面白い存在。
カウンターパーティーリスクの25
父:No Nay Never
母:Counterparty Risk (7歳)
母父:Australia
牡馬

サンデーレーシング(関西)
募集総額:6,000万円
「No Nay Never+Sadler’s Wells」といえばユニコーンライオン。No Nay Never産駒は獲得賞金上位3頭がすべてサドラー持ち。父親のスピードで先行して、母系のサドラーのスタミナで粘り切る戦法が得意。
母系にミスプロを持たないユニコーンライオンが中距離、母系に薄いながらMiswaki(ミスプロ)を持つアンドアイラヴハー・ベストミーエヴァーが1800m以下に適性。その観点でいけば本馬の距離適性は1600-2000mあたりになりそうだが、はたして?
(文=桜木悟史)






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