昨年10月に障害競走中に怪我を負い、引退した元出資馬のモントライゼ。引退後、治療に時間がかかるということで、その余生がどうなるか心配していましたが、最後に主戦を務めていた高田潤騎手などの取り計らいもあり、京都・亀岡にあるSILVANO STABLES(シルヴァーノ ステーブルス)さんに引き取ってもらうことになりました。
そんなこともあって、ずっと前から「関西に行く用事があったら訪問したい」と考えており、関西に行く都合がついたので、事前にモントライゼを見学させてほしい旨をご連絡し、訪問日が決定。再会を楽しみにしていました。
※事前相談なしだとクラブも困ると思いますので訪問を検討されている方は事前にお問い合わせください
レンタカーで訪問すると、ゲートを通過した途端、ラブラドールレトリバーが車に駆け寄ってきて「…お、駐車しづらいぞ??(苦笑)」となりました。
SILVANO STABLESさんはいっぱいワンちゃんがいて、犬好きにとっては楽園のような場所です。

今回、モントライゼがメインの目的でしたが、せっかくなので体験乗馬を予約。レッスンの30分ほど前に到着し(体験乗馬の場合は30分前に到着してほしいとのこと)、レンタルのプロテクターやヘルメットなどを準備。ひさしぶりに馬に乗りました。

レッスンのパートナーは栗毛の引退競走馬のケルンくん。
今回は初心者の自分に気を遣っていただき、トーク多めの和やかレッスン。SILVANO STABLESを訪問し乗馬をしていた時のデムーロ騎手の足の筋肉が凄かったという話などなど。素人にもわかりやすい説明で、丁寧に速歩まで教えていただきました。
今回のパートナーのケルンくんは乗っていても賢いのが伝わってきました。たぶんインストラクターさんの表情や声で指示を先取りしてしまうタイプで、鞍上はただ乗せられているだけでケルンくんに合わせるだけでした(笑)。

レッスン終了後、事務所で装備を脱ごうとしていると、スタッフの方に声をかけてきました。実はその方が馬術でご活躍されている高田潤さん。高田潤騎手と同姓同名のあの方でした。
高田さんに呼ばれて洗い場に移動すると、そこにいたのがモントライゼ。ついに感動のご対面です!

洗い場では高田さんからモントライゼの治療の大変さを教えていただきました。実際に怪我した前脚を触らせてもらいましたが、素人でもわかるレベルで腱が太く、硬くなっていました。

改めて1年近く、人を乗せられない状態にもかかわらず、モントライゼを引き取るという決断をしてくださったSILVANO STABLESには感謝の言葉しかありません。
洗い場で見学させていただいたのち、高田さんから「せっかくだからちょっと跨ってみますか?」との申し出。本当に見学だけのつもりだったのでビックリしましたが、ありがたくお申し出を受けることにしました。

直近、モントライゼくんは懸命の治療の甲斐もあって、最近では障害馬術を飛んだり、一般のお客様を乗せてのレッスンも始めたとのこと。怪我はしていても、さすがは重賞ウイナー。パワーがすごいとのこと。
スタッフの皆さんからは「モンちゃんは可愛いです💛」と愛されている様子。

時は遡って、モントライゼは出資が決まった後、1歳10月に見学しましたが、その時から人懐っこい馬で当時は「こんなに可愛くて、競走馬として大丈夫なのかな…」と心配したこともありました。

そんな性格ながら重賞を勝って、そして今度はその性格を活かしてSILVANO STABLESでも人気者になりそうな予感がします。
自分が乗っていても余分なことをしません。先ほど紹介したケルンくんが勝手に人間の指示を先取りするのを比較すると、のんびりしている感じ。レース中に何度も爆走しかけたレース中の姿とは対照的と言えるかもしれません。

ちなみにモンちゃんは馬添えが良すぎるらしく、放牧場に仲間がいて、自分だけ離されていると寂しがるとのこと。
競走馬時代には聞いたことがなかったエピソードですが、新たなモントライゼの一面を教えてもらえてほっこりしました。
SILVANO STABLESさんは山間にありますが、そんな中で空が開けているような素敵な乗馬クラブでした。今回は大阪での用事とセットしてゆっくりできませんでしたが、近くに湯の花温泉などもありますし、時間を見つけて亀岡の観光などもしてみたいと思いました。


クラブ内にあるカフェもおしゃれ。

デザートを食べている近くでラブちゃんたちがまったりしている様子も最高です。

とても素敵な乗馬クラブでしたので、ぜひ機会があれば、皆さんも乗馬のレッスンやカフェを楽しみにいってみてはいかがでしょうか?
SILVANO STABLESさん、素敵な機会をつくっていただき、本当にありがとうございました!




コメント
これは素晴らしい経験?ですね!!
元出資馬に会えて、尚且つ乗れてしまうとは。
引退後は気になりますが実際に会えるというのはなかなかないことですし
桜木さんの思いが伝わってくるようで記事を読んでいてほっこりしました。
自分のペンネームも昔の愛犬「りん」からだったりしますので
ワンちゃん楽園?!での触れ合いも羨まし~と思いました(笑)
>りんさん
コメントありがとうございます!嬉しいです!
自分は引退しても元愛馬のことは気になっちゃうので、相手のご迷惑にならない範囲で会いにいこうと思っています。乗れるとは嬉しすぎる誤算でした(笑)
自分も実家で犬を飼っていた犬好き人間なので楽園でした♪