こちらのページでは、2026年度のキャロットクラブ募集馬(25年産)を分析し、その評価を解説します。
なお、こちらに書かれている診断は馬体・歩様・馬体重・厩舎情報などの発表前評価となります。最終的な評価はnoteにて加筆・追記いたします。そちらも併せてご覧ください。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
父:ロードカナロア
母:プルメリアスター (13歳)
母父:ゼンノロブロイ
牡馬

募集価格・厩舎
募集総額:6,000万円(一口15万円)
預託予定:[東] 加藤征弘
評価・適性予測
本馬を診断するにあたって、過去の反省をします。
「ロードカナロア+母父ゼンノロブロイ」は今年、京王杯2歳Sを勝利したワールズエンドと共通です。ワールズエンドに関しては、かつて以下のような評価をしました。
リラヴァティの仔に関しては長女のストゥーティ(父モーリス)こそ配合的に評価する部分があったものの、基本的には「母父ゼンノロブロイ」の気性的なマイナス点を考慮して評価を下げています。
そのストゥーティにしても戦績を見ると、新馬戦以外の2勝は単勝1倍台での勝利。他馬との力差があったことで道中のストレスが少なかったことで勝利をもぎとった印象で、やはり気性的な弱点がありそうな戦績に映ります(中略)回収率200%はハードルが高いと考えます。
リラヴァティの2021(ワールズエンド)評価【キャロットクラブ募集番号51】 | POG一口馬主情報局
回収率200%は厳しいとみたところ、7,000万円の募集価格に対して獲得賞金19,900万円。評価を誤っておりました。この場を借りてお詫び申し上げます。
ただ一方で、気性面を課題にあげましたが、実際にワールズエンドはハナを切るような競馬を覚えてから、より強さを発揮したのも事実です。先日の安田記念もハナを切っての2着。その気性面を考慮してしっかり勝つための戦術を見出した陣営は褒められるべきでしょう。
前置きが長くなりましたが、牝系が違えどこの組み合わせに関しては気性面は気になるところです。
この一族はリスグラシューを筆頭に半兄姉含めコーナーが4つ以上の競馬のほうが得意。
その一方で「母父ゼンノロブロイ」は数年前からこのサイトに書いていますが、ハイランドピークなど逃げやマクりなど揉まれない形の競馬が得意な馬が多め。近年だとゲルチュタール[日経新春杯]もこの手のタイプと言えます。
本馬の牝系の特性と母父ゼンノロブロイの気性的な難しさがどうマッチするのか?
コーナー4つ以上あるコースはどうしても流れが厳しくなることが多く、メンバーや展開次第で脆さが出ることが多くなりそう。
さらに、そもそもロードカナロア産駒なので2000m以上に適性があるかどうかという点でも牝系とのギクシャク感が否めません。見送りとします。
(文=桜木悟史)




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