香港国際競走2022 ジョッキーたちの様子

桜木悟史の日記

日本以上に世界的なジョッキーが集まるイベントということで、日本人にも馴染み深い世界的な面々が集結しました。

ハッピーバレー・シャティンで撮影したジョッキーたちの様子をお届けします。

ジョアン・モレイラ騎手

フェブラリーSでひさしぶりに来日したモレイラ騎手。この香港国際競走も、香港での久しぶりの騎乗、そしておそらく香港でのラストランということで、香港国際競走の最終レース後には、現地のファンから惜しみない「サンキュー!ジョアン!」という惜別の声が贈られていました。

体調不良や、コミュニケーション不足でHKJCとうまくいかなかった部分もあったのでしょうが、香港の競馬ファンは本当にモレイラ騎手を愛していたのだと伝わってきました。

ちなみにこれから最後のワールドツアーを計画しているというモレイラ騎手ですが、日本には改めて短期免許を取得して来日したい意向とのこと。短期免許の条件を満たせるのかなどは不明な点は多そうですが、なんとか実現して欲しいものです。

ヒュー・ボウマン騎手

管理人的には、出資馬レイデオロのジャパンカップ制覇を阻んだかつての宿敵、ヒュー・ボウマン騎手。2022年11月から香港での短期免許を取得し、存在感を発揮していました。

ライル・ヒューイットソン騎手
クリストフ・ルメール騎手

この日はルメール騎手も香港で騎乗。早速、勝利し、日本ではあまり見られないテンションの高さを見せていました(日本よりもウイナーズサークルに人が多く、騎手たちもテンションが上がりやすい環境)。

ライアン・ムーア騎手

対照的に、香港でも日本同様の“アイスマン”っぷりを徹底していたのはライアン・ムーア騎手

今回の国際競走では、サリオスに騎乗予定でしたが、残念ながらスクラッチ(出走取消)。サリオスのベストパフォーマンスとも言える朝日杯FSで彼の能力を引き出していたジョッキーである「彼なら勝たせるかもしれない」と思っていただけに残念でした。

これ以外にも、トム・マーカンド騎手ホリー・ドイル騎手の夫妻や、ダミアン・レーン騎手ミカエル・バルザローナ騎手など多数のジョッキーが一堂に集まり、華やかでした。

JRAは香港国際競走デイやブリーダーズカップのような同日の複数GI開催に否定的ですが、やはり多くのレースを集めることでジョッキーも集まりやすく、こうした場での交流や会話が日本のジョッキーたちのレベルアップにも通ずるはず。

現行のWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)に満足するのではなく、もっと世界との壁を薄くするための努力があってもいいと感じました。

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