【2023年 皐月賞予想】血統的に浮かび上がる注目馬は…

桜木悟史の日記

先週の桜花賞では◎リバティアイランド・○コナコーストで的中。フェブラリーS・大阪杯・桜花賞とGI予想が好調です。

コナコーストの単勝もあっただけに完璧とはいきませんでしたが、調子に乗って今週も予想を書いていきましょう。

ただ、先に断っておくと、今年の皐月賞は超難解。自信はまったくありません!

皐月賞の血統傾向

コーナーが4つある中山2000mにおいては機動力が重要。具体的にはNureyevの機動力が生きる舞台。トゥザワールド[2014年2着]やペルシアンナイト[2017年2着]はまさにこのイメージに当てはまる好走馬。

しかし、ここ数年、皐月賞は1分57秒台が出るような高速決着にはなりくくく、2分台決着もちらほら。つまりスピード一辺倒ではなく、タフな流れになっている模様。そういう流れで強いのはトニービン

過去3年ではサリオスエフフォーリアタイトルホルダーイクイノックスドウデュースの5頭が馬券圏内。

血統表を見る場合は【Nureyev】【トニービン】に注目したい。

2023年 皐月賞 注目馬

注目馬 フリームファクシ

今週末は土曜から雨が降り続き、土曜の午後には重馬場になった中山競馬場。この後も日付が変わるまでは小雨が降り続ける予報もあり、急激に馬場が回復することはなく、皐月賞が重で行なわれる仮定で話を見解を述べます(おそらく実際には重から稍重に回復するでしょう)。

馬場造園課の技術は素晴らしく、これだけ雨が降って、競馬が行なわれても、芝が剝げるような部分はほとんど見受けられないものの、例年以上にタフさは要求されるとすれば、トニービンの血は有効に作用しそう。

【トニービンを内包する馬】
グリューネグリーン・⑤フリームファクシ・⑨ホウオウビスケッツ・⑯タッチウッド

馬場が悪くて、トニービンの力が勝った代表例といえば、近年でいえば2017年・菊花賞のキセキだろう。あそこまでの極悪馬場になるなら同じルーラーシップ産駒のフリームファクシに決まっていた。

馬場が急速に回復したり、極端に内有利になるようなら評価は下げたほうがいいだろう。

フリームファクシを注目馬に挙げた理由はもうひとつある。それは母系が重馬場に強い&小回り適性があるという点。

半姉ディアドラは重馬場の京都内回りで行なわれた秋華賞の勝ち馬。

レース映像を見ていただくとわかるが、3~4角ですっと内側に入り込んだ機動力は母系のヌレイエフ感が満載。そこから重馬場で相対的にキレるのはまさにマキャベリアン。

極悪馬場のダービーを逃げ切ったロジユニヴァースを輩出したソニンク牝系。今週末の悪天候は、まさに水を得た魚、いや、水を得た馬となるだろう。

ただ父ルーラーシップは自分から動けるというよりは他の馬の展開待ちになりがち。勝ち切るというよりは2,3着になるイメージでヒモの有力候補という扱いが妥当。かなり難解なレースだけに、シンプルに単複にしておくのがよさそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました