アドマイヤセプターの22(グロスビーク)評価【キャロットクラブ募集番号6】

キャロットクラブ募集馬診断

こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。

■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
重賞に出走できるポテンシャルがあるか?

■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ

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血統・母年齢・性別

グロスビーク(アドマイヤセプターの2022)

馬名の意味「アトリ科の鳥の総称。父名より連想」

父:シスキン
母:アドマイヤセプター (14歳)
母父:キングカメハメハ

牡馬

アドマイヤセプターの22 血統表

5代目までのクロス:El Gran Senor・トライマイベスト5×5

募集価格・厩舎

募集総額:5,000万円(一口12.5万円)
預託予定:美浦・田中博康厩舎

評価・適性予測

この血統表を見た際に、すぐに連想したのが先日、関屋記念を制したアヴェラーレ(父ドゥラメンテ)です。

ドゥラメンテ(母の全弟)にUnbridled・Danzigというスピード豊富な血を加えるパターンで、ドゥラメンテ産駒の中でもスピード特化型の配合として成功しています。

本馬の場合だと父方のシスキンがこの2つを内包しており、芝1400-2000mぐらいで先行してよさそうなタイプとみます

アヴェラーレよりも少し距離を長めに予測した理由としては本馬が牡馬である点にあります。牡馬になると牝馬よりも多少なりとも鈍重さが出るので、気性次第ですが2000mは許容範囲とみます。

本馬は爆発力を生み出すEl Gran Senor・トライマイベストの全兄弟クロスを持っており、差しに回っても鋭い脚を使えそうです。

ただ動画を見る限りピンとこず最終的に評価を落とした1頭。直近、ちょうどシスキンを生で見せてもらう機会があったのですが、その父の良い筋肉質な部分が本馬には現れていないように感じました。

また半兄リベイラパレスや半姉コンテネレッツアの馬体を見てきた立場からすると、アドマイヤセプターから受け継がれるべき迫力のようなものも足りていない気がします。

血統から導かれるイメージと実物の馬体の乖離があり、勝ち上がったとしてもそこまで大きなところは目指せないと考えています。

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