こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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血統・母年齢・性別
マウントバーノン(ワシントンレガシーの2022)
馬名の意味「ジョージワシントンが暮らしていた邸宅の地。母名より連想」
父:ルヴァンスレーヴ
母:ワシントンレガシー (8歳)
母父:クロフネ
牡馬

5代目までのクロス:サンデーサイレンス4×4
募集価格・厩舎
募集総額:3,000万円(一口7.5万円)
預託予定:美浦・戸田博文厩舎
評価・適性予測
ルヴァンスレーヴ・ワシントンレガシーともにダートで勝っているので、おそらくダートの短距離~マイルを意識した配合なのでしょうが、本当にその思惑通りにいくのか怪しいというのが筆者の直感。
本馬の配合でポイントになるのはダート因子をお互いに継続していないという点です。
ルヴァンスレーヴはRobertoのクロス、ワシントンレガシーはVice Regent≒ノーザンテーストのニアリークロスを内包しているにもかかわらず、お互いに相手方にそれに呼応する血を持っていません。
加えて、芝向きに振れやすいサンデーサイレンスのクロスを持っているので、適性予測はなかなか難しいタイプです。陣営がどういう判断をくだすかはわかりかねますが、仮にダートを使うとすれば、東京マイルなどの芝スタートなどが一番対応できそうな気がします。
ワシントンレガシーの仔を診断するのは2回目ですが、半兄ハリケーンリッジ(父リアルスティール)のほうが納得できる部分があったのに対し、本馬は配合のちぐはぐ感が強く、強みを見いだせないので見送りとします。




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