こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
カザンラク(ヴィアンローズの2022)
馬名の意味「バラの産地として有名なブルガリアの都市。母名より連想」
父:シルバーステート
母:ヴィアンローズ (20歳)
母父:Sevres Rose
牡馬

5代目までのクロス:Nijinsky5×4, Hail to Reason5×5
募集価格・厩舎
募集総額:3,000万円(一口7.5万円)
預託予定:美浦・嘉藤貴行厩舎
評価・適性予測
シルバーステート産駒は現状、母方にHaloが入っている馬が獲得賞金の上位にいます(ウォーターナビレラ・セイウンハーデス)。
母方のHaloを持たないパターンではエエヤン(ニュージーランドT)が重賞勝ちを果たしており、一概にHalo持ちが優秀とは言い切れないのですが、獲得賞金1億円超えは現状、前者のパターンのみというところは頭に入れておきたいところ。
次に母方から本馬の配合をみてみると、函館スプリントS2着のローズノーブルを筆頭にディープインパクト系の種牡馬との配合だと3頭がデビューして全頭勝ち上がり。堅実な配合です。
ただし、今回のシルバーステートとの配合で気になるのはNijinskyがクロスしている点。Caerleonを経由していることから気性面に悪影響が出る可能性があります。
実際、父方にNijinskyが入ったローゼクヴァルツ・ジューンソリドールは中央で勝ち上がれなかったので、ここは懸念材料。見送りとします。
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