こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
バズアップビート(ビートマッチの2022)
馬名の意味「人々の鼓動を震わせるような活躍を期待して。母名より連想」
父:エピファネイア
母:ビートマッチ (8歳)
母父:ルーラーシップ
牡馬
5代目までのクロス:サンデーサイレンス4×3, Hail to Reason5×5, Mr. Prospector5×5
募集価格・厩舎
募集総額:5,000万円(一口12.5万円)
預託予定:栗東・友道康夫厩舎
評価・適性予測
「エピファネイア+母父ルーラーシップ」は現3歳以上に3頭いて全頭が中央勝ち上がり。ただしすべて1勝に留まっており、獲得賞金面は微妙。
適性は前述の3頭はすべて芝での勝利。距離適性はマイル前後です。
配合としては、ビートマッチが持つNureyev・NumberのSpecialクロスをエピファネイアのSadler’s Wellsで継続するE配合。ただし全姉ミントが同じ配合で1勝に留まっているので過剰な評価は禁物です。性別が変わることで成績がどちらかに大きく振れるパターンはあります。
測尺も申し分ないですし、馬体も良く見せます。牝系の底力的に重賞で勝ち負けできるレベルかと言われると判断に迷いますが、息長く活躍して楽しませてくれそうな1頭ではありそうです。
あとは友道厩舎のクラブ馬に手を出すべきか否か、みたいな禅問答的な部分をどう考えるか。出走回数の観点で好みが分かれる厩舎ではあるのでそのあたりを踏まえて判断されるとよいでしょう。
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