こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
※当サイトを初めてご訪問された方はこちらのページをご一読ください
※出資判断はご自身でご判断ください。責任は負いかねます
※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
ソルナシエンテ(ギーニョの2022)
馬名の意味:朝日、日の出(西)
父:ニューイヤーズデイ
母:ギーニョ (19歳)
母父:サンデーサイレンス
牡馬

5代目までのクロス:Halo5×3, Northern Dancer5×4
募集価格・厩舎
募集総額:3,000万円(一口7.5万円)
預託予定:栗東・藤岡健一厩舎
評価・適性予測
ニューイヤーズデイという種牡馬が日本で生き残っていくためにはヘイロー系繁殖牝馬との交配でうまくいくことがカギだと以前の記事でお話ししました。
そのあたりの結果がどうだったかを論じるにはまだサンプル数が足りないものの、現時点ではあまり効果を成してなさそうというのが率直な見解。
ただ種牡馬のほうからアプローチを続けてもサンプル不足で手詰まりなので、母系から見ていきます。
ギーニョは19年産のスカイフォールまで8頭中7頭が中央勝ち上がりと堅実。20年産のクラシカルビジュー(父サトノクラウン)は本記事執筆時点で4戦未勝利[地方転出]です。
ここでポイントになるのが、ニューイヤーズデイもサトノクラウンも両方Machiavellianを持っている点です。その点だけでニューイヤーズデイとサトノクラウンを同列に扱うのはよくないですが、「ギーニョにMachiavellianを足してもあまり意味はなさそうかも」という大雑把な仮説は持てます。
そこでもう少し考えてみて、別の方向性から本馬の配合について考えてみたのですが、やはりギーニョの相手としてニューイヤーズデイは最適解から遠い気がします。フェアリードールのNureyevを刺激するSpecialを持っているとか、カギになる部分がありませんので低評価とします。
コメント