こちらのページでは、キャロットクラブの募集馬を分析し、その評価を解説します。
■評価軸・合格ライン
☆募集金額の2倍の賞金を稼げるかどうか?
☆重賞に出走できるポテンシャルがあるか?
■分析手法
☆種牡馬・BMSの傾向
☆血統表内の相性、インブリードの効果
☆配合の獲得賞金の上限・アベレージ
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※写真等はキャロットクラブ様の許可を得て掲載しております
血統・母年齢・性別
ブルクトーア(エルヴァスⅡの2022)
馬名の意味:城門(独)。父名、母名より連想
父:Saxon Warrior
母:エルヴァスII (6歳)
母父:Catcher In The Rye
牡馬
5代目までのクロス:デインヒル4×3, Halo4×5, Northern Dancer5×5
募集価格・厩舎
募集総額:4,400万円(一口11万円)
預託予定:栗東・長谷川浩大厩舎
評価・適性予測
サクソンウォリアー産駒は現3歳世代に14頭いて3頭が中央勝ち上がり(.214)。獲得賞金もダズリングブレイヴの1,107万円が最高。厳しい数字が並びます。
産駒の競走内容を確認しても、基本的に速い上がりを使えていない馬が多く、日本の馬場への適性に疑問符がつく現況となっています。
プラス要素をあげるなら、本記事執筆時点で国内のサクソンウォリアー産駒の獲得上位3頭(ダズリングブレイヴ・アドマイヤイル・アイリッシュパール)はDanzigのクロス持ち。Danzigのクロスによってスピードを担保し、超鈍足になることを避けています。
そのことから本馬はシェイリーンⅡの22よりは評価は上となりますが、それでも期待値の上限が低いため見送りが妥当となります。
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