【牧場見学】イーストスタッド[2023年8月]

桜木悟史の日記

今回の北海道旅では浦河まで足をのばしたので、今まで一度も訪問したことがなかったイーストスタッドを見学させていただきました。

イーストスタッド | 競走馬のふるさと案内所
↑:見学ルール・申込方法などはこちらでご確認ください

今年の夏は北海道も異例の猛暑日が続き、10時から見学開始だったところ、急遽9時半開始に変更となりました。

イーストスタッドさんは基本的に放牧地見学です。集牧されて厩舎に戻ってしまった馬は見学できません。厩舎に近い馬から集牧するとのことで、回り方がポイントになります。

私はそれを知らなかったので、お目当ての1頭だった真っ白になったエイシンヒカリを撮影できませんでした。残念!

それでは、見学できた馬を中心に紹介していきましょう。

ホッコータルマエ

今回、一番見学者が集めていたのはホッコータルマエ。他のスタリオンもそうですが、ウマ娘のモデルになっている馬は人気です。

最初は放牧地の真ん中あたりにいたので「望遠レンズ忘れたし、撮れないなぁ」と思いつつ、カメラを構えたところ、こちらに気づいたタルマエ。

「え!? こちらにダッシュしてきたぞ??」

さすがファンを大切にするロコドルの鑑。写真を撮りやすいように近づいてくれました…というのは嘘で、実は自分が立っていた場所の近くに、う○ちをする場所がありました。

ロコドルがう○ち嗅いちゃダメだぞ♪

最初は人が集まってきても我関せず、という様子でしたが、柵に近寄ってからは柵の合間から顔を伸ばしたりとファンサ(?)してました。

グァンチャーレ

「豚のほほ肉の塩漬け」という謎のネーミングで話題となったグァンチャーレ

ホッコータルマエの隣の放牧地にいるのですが、タルマエ目当てに集まっている人に向かって「僕もいるよ~」アピール。

放牧が退屈なのか、ぐいっぽしたりと種牡馬生活をまったり楽しんでいるようでした。

アドミラブル

2017年のダービーは1~3着馬が全頭種牡馬になっています。

そして、その中で1番人気だったのは青葉賞を鮮烈に勝ったアドミラブルです。

ちょっと警戒心強め。近寄ってくる自分に対して目配せしていました。さらに近寄っても逃げはしないものの、目を離しません。

この世代のクラシックを戦った馬たちは、アルアイン・レイデオロ・キセキ・スワーヴリチャード・ウインブライトなどが種牡馬になりました。彼らの仔がクラシックで戦う日が楽しみです。

キタノコマンドール

DMMバヌーシーの1期生にして、いきなり日本ダービー出走を果たし、種牡馬生活を送っているキタノコマンドール

「この馬に会いに来た」という見学の方もおられました。いきなり出資した馬がダービーにまで連れて行ってくれたとあれば、その恩は一生忘れることはできないでしょう。

お客さんが来てもあまり気にせず、草をモリモリ食べまくってました、とても元気そうでしたよ。

ヒガシウィルウィン

前述のグァンチャーレも人懐っこい馬でしたが、個人的にイーストスタッドで一番愛嬌があると感じたのがヒガシウィルウィンです。

地方馬ながらジャパンダートダービーを制した名馬ですが、実馬はかなり可愛らしい感じ。

近づいていくと、向こうのほうから寄ってきます。そして離れようと柵沿いを移動すると追いかけてきます。かわいい。

そして立ち留まると、鼻を伸ばしてきます。連れて帰りたくなりました(笑)。

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以上がイーストスタッドの見学の様子でした。

昔と違って、だんだんと放牧地見学をさせてくれるスタリオンは減っています。その中でこんなにも雄大な景色の中で、名馬たちを見せてくれるイーストスタッドさんには感謝しかありません。

浦河は遠いですが、ぜひ日程に余裕がある方は見学を申し込まれてはいかがでしょうか?

雄大な夏空とホッコータルマエ

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