【2023年】キャロットクラブ申込・抽選結果

キャロットクラブ募集馬診断

抽選結果

32.ティンバレスの22(最優先) →〇当選
09.ファナティックの22(母優先) →×
19.ベルディーヴァの22 →〇当選
23.ディアデラマドレの22 →×
29.セレナズヴォイスの22 →×
40.ケアレスウィスパーの22 →×
45.フェルミオンの22 →〇当選
51.ビートマッチの22 →×
85.ブルーメンクローネの22 →×

世代の評価

去年よりは面白い配合の馬が増えたこと、またユニークな新しい種牡馬が増えたことで馬選びの悩みが尽きない世代になりました。それに伴い、過去最大の申込頭数となりました。

ただ、この中から世代の中心になっていきそうな馬がいるかというと疑問。全体的に粒ぞろいですが、突き抜けた才能やオーラを感じさせる馬はいなかったように思います。

なので、今年は「×1の権利はあるけど、クラシック志向は封印」ということで、あまり周りの人気に惑わされないよう、自分の理論にマッチした馬をチョイスしました。

申込馬の最終評価

最優先で迷ったのはティンバレスの22(グランカッサ)とディアデラマドレの22(カーラデマドレ)。

最後は動画の好みが大きかったのですが、ディアデラマドレがどう成長していくのか良くも悪くも想像ができたのに対して、ティンバレスはまだ成長余地がありそうでギャンブラーの血が騒ぎました。あとキャロットクラブは【母年齢10歳時の仔】に大当たりが多い。解説記事ではほとんど触れませんが、母年齢は重要視しています。

あとディアデラマドレは【ドレフォン牝馬は出資済み】【2年連続で宮田厩舎になる】という部分で、馬自身の評価というよりは個人的な事情での最終判断になりました。

※この2頭この世代のキャロットクラブのピックアップの2頭です。詳しい説明は後半で。

ファナティックの22(ファンダム)は母親優先でいくも落選。グレイトフィーヴァー一族の中では配合的にも上ですし、馬体も見栄えがしますね。ツアーに行った方の話によると群れのボスだとか。ここは母親優先で獲りたかったところ。母親優先の活用が難しいです。

ケアレスウィスパーの22(トレインザマインド)は、春先からずっと欲しいと思っていたマインドユアビスケッツ産駒。これも動画の動きがよくて「一般じゃ厳しい…」と感じた1頭。ただ距離適性が長めに出そうで、ここを最優先にするほどの勇気は出ず。

ベルディーヴァの22(シャンソンドール)は、人気落ちのレイデオロ産駒ですが、ラケダイモーンがSpecialクロスで勝ち上がってますから、やはり配合的にはこのアプローチが正解に近いとみています。ただレイデオロ産駒は気性的に幼く、本馬もツアーで気性面に言及されていたので「大人になれるか?」次第でしょう。

ブルーメンクローネの22(ヴァイスクレー)は、ツアーでも距離を離しての展示になっていたようで、メイケイエールのような狂気のミッキーアイル産駒かもしれません。ただミッキーアイル産駒はそれでいいと思います。

セレナズヴォイスの22(リッスンクロース)はルヴァンスレーヴ産駒のお試し申込。ダート短距離路線ですから、上級クラスに出世した時に困りそうですが、ボトムラインのスピード因子と、父系がシンボリクリスエス系なら繁殖牝馬としても有望。母が未出走なのにノーザンファームに残ったように牧場の評価も高い牝系で、この馬を獲れた方は中長期的にラッキーな気がします。

フェルミオンの22(ディラトン)は解説記事で低評価と書いたにもかかわらず出資することになり、自分でも謎なのですが、これにはくだらない理由があります。勝ち上がった日には理由を明かすかもしれません(笑)。

桜木悟史のピックアップ

■2023年のピックアップ馬
23.ディアデラマドレの22
32.ティンバレスの22

今年はこの2頭を【回収率200%】【重賞出走】を目指せる馬としてピックアップします。

おそらく22世代はそれなりに小粒な馬が揃っているので、上記の2頭よりも出世する馬は出てくるでしょうが、コスパを考えるとこのあたりだろうという結論になりました。

カーラデマドレは、本来、クイーンC・桜花賞あたりで走りを見たいタイプなんですが、おそらく成長曲線は遅め(ツアーでは完成度は高いという話もあったようですが)。フローラSに間に合うかどうかぐらいのタイプで、うまく本格化すればヴィクトリアマイルを目指すような馬になりそう。

グランカッサは、適性含めて読みづらいのですが、運動神経の質はよくて、背中に少し弱さはあるもののそこが改善できれば大きなところに行けるとみています。おそらくこの手の甘さは解消できるタイプのものだと思います。

馬体は現時点の完成度よりも、将来性を補完してイメージできるかが重要だと思っています。そういう意味で、想像を遥かに超えて、マルシュロレーヌのようなオールラウンダーな活躍をしてくれそうです。

後記

過去最大の頭数で申し込んで、抽選は2/7で負けるという結果に終わりました。

キャロットに関してはレイデオロを当選させてもらってからクジ運が弱すぎです。命名でも全然採用してもらえないのでブラックリストに近い扱いになっている気がします。サンデーを始めたこともあって、キャロットへの愛着もなくなりつつありますね。

この1歳世代は、スプリント路線のサンデー出資馬・トナフトゥの22。それにマイル路線が濃厚なベルディーヴァの22と、奥村武厩舎所属が2頭になりました。奥村武厩舎狙いが成功するかどうか?

4頭の中でエースになれそうなのがティンバレスの22。牧場ではとにかく賢いとの評判だったそうで、見た目はオルフェーヴルに似てなくても、オルフェーヴルの良いところを受け継いでいると信じて、応援していこうと思います。

コメント

  1. sea-biscuit より:

    ファナティック22を母親優先で獲れなかったのは残念でしたね
    当選されたティンバレス22は母系にBrought to Mindがありますね
    クロフネと母系が一緒で楽しみな馬だと思います

    • 桜木悟史 桜木悟史 より:

      >sea-biscuitさん
      キャロットはいろいろ戦略があって迷ってしまい難しいです。ほぼ1頭に絞る社台サンデーのほうが性に合ってそうです(笑)

      ティンバレスは血統的なポテンシャルが大きいと思います。このあたりのノーザンに残りそうな牝系を押さえておきたいという思惑もありました。

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