2歳種牡馬リーディング争いを深掘る[2023年9月]

POG企画

今週はPOG戦線に動きがなかったのでそのあたりの動向は割愛。何も書かないというのもアレなので、種牡馬リーディングでも書こうかなと思います(POGの途中経過は末尾にて)。

画像出典:jra.go.jp (JRA)

こちらは昨日時点の2歳リーディング上位です。

皆さん、ご存じの通り、今年はスワーヴリチャード産駒が初年度から大活躍。まだ9月の段階とはいえ、リーディング首位を快走しているのですから文句のつけようがありません。

しかも重賞勝ち馬を出していないのにアベレージが高い点も素晴らしい。重賞勝ち馬を輩出しているロードカナロア・ヘニーヒューズ・ダイワメジャーよりも上位になっています。

少し気になったので、世代の生産頭数比(分母は競走馬登録数)で勝ち上がり頭数を見ると、

スワーヴリチャード 10頭/82頭(.121)
モーリス 10頭/105頭(.095)
ロードカナロア 8頭/120頭(.066)
エピファネイア 12頭/160頭(.075)
キズナ 10頭/168頭(.059)

元々の生産頭数がやや少なめとはいえ、この時点で1割2分が勝ち上がっているのですから、これは生産地的にはありがたい種牡馬になっていきそうな予感です。

あと今回の上位で興味深いのは1~5位のうち、エピファネイア産駒だけは重賞で好走馬が出ていない、という点。

あえて紛らわしい書き方をしましたが、これはネガティブでは内容ではありません

どういうことかというと、実はエピファネイア産駒は現状1戦1勝馬が10頭もいます。なので、新馬戦・未勝利戦の賞金だけで2歳リーディングの4位に位置しています。

勝ち上がった馬の内訳をみても、重賞級の素質を感じさせるミカエルパシャカンティアーモレアリゼアンレーヴ、そして先週末もフォルラニーニビーグラッドと上のクラスでも楽しみな馬が勝ち上がりました。

今週末のききょうSにはセントメモリーズが登場しますし、管理人の読みでは今年の2歳リーディングはスワーヴリチャードとエピファネイアの争いになっていく可能性が高いとみます。

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【フリスタPOG 途中経過】

★9/1~12/31 1頭のみ未出走馬を交換可能
https://www3.rocketbbs.com/601/poginfo.html

→指名馬リストはこちら

【交換履歴】
おっち:母ラキシス→マルチャレアル(母ヴィートマルシェ)

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