2歳種牡馬リーディング(21産)|期待の2頭の種牡馬がまさかのランク外[2023年10月]

競馬コラム

先月分から動きがあったところとしては、エピファネイアが1位にランクアップしています

この世代で一気に評価をあげたスワーヴリチャードも前回の集計から5勝を上積みするも、エピファネイア産駒はそれを上回る6勝追加。これまでは新馬勝ちの賞金だけで稼いできたエピファネイア産駒ですが、ききょうS2着のセントメモリーズ(次走:ファンタジーS)や、紫菊賞勝ちのジュンゴールドなど出世が進んでいます。

新馬勝ち組の中ではカンティアーモがデイリー杯2歳S、ミカエルパシャが東スポ杯2歳Sを予定しており、暮れ、そして来春のGIに送り込めそうな駒をどんどん増やしています。

画像出典:jra.go.jp(JRA)

ところで、改めてじっくり2歳リーディングを見てみると、ドゥラメンテ・キタサンブラックがいないことに気づきます

JRAのホームページをスクロールしても20位までにいません。

ドゥラメンテは4頭勝ち上がりで24位、キタサンブラックは3頭勝ち上がりで39位。キタサンブラックはこの世代54頭の競走馬登録ですから仕方がないにしても、ドゥラメンテは意外ではないでしょうか。

個別の馬をみていくと、札幌2歳Sで1番人気に支持されたガイアメンテは気性面に課題あり。このあとの出走予定でいえば、アルテミスSに出走を予定しているラヴスコールが上のクラスでもやれそうなものの、駒が揃っていないように感じます。

キタサンブラックに関しても、登録頭数自体が少ないというものの、こちらも次走以降、1勝クラス以上で期待できそうな馬が見当たりません。

過去2世代をみると、イクイノックスソールオリエンスが秋競馬までに勝ち上がっていて、そこから春に向けた成長期間を設けられていただけに、今年はそれと同じ図式にはならなさそうです。

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