グレイシアブルーの2020(ブリックスダール)評価・分析【キャロットクラブ募集番号74】

キャロットクラブ募集馬診断

血統・母年齢・分析

父:サトノクラウン
母:グレイシアブルー (18歳)
母父:サンデーサイレンス

5代目までのクロス:Northern Dancer5x4

牡馬

募集価格・厩舎

募集金額:4,000万円 (一口10万円)
預託予定:栗東・清水久詞厩舎

評価・適性分析

結論から書くと、父母双方にとってミスマッチな配合で評価できません。

まず本馬の半兄メールドグラースは募集当時、ピックアップこそしなかったもののポテンシャルの高い配合と評しました。その理由はグレイシアブルーがNureyevの爆発力をよく遺伝してくれる点にあります。

そのことを頭に置いておくと、マウンテンブルー・メールドグラース・シルブロンと Nureyevを持っている父を迎えた半兄たちはお値段以上の活躍をしています(シルブロンはまだ回収率100%を達成していませんが時間の問題でしょう)。

【追記】2022年終了時点でシルブロンの回収率は410%(1,500万円募集)

その点、サトノクラウンはNureyev、ないしはSpecialの血を持っておらず、グレイシアブルーのポテンシャルを活かしてくれる種牡馬とは言えません。

一方で、サトノクラウンにとってもグレイシアブルーはBuckpasserのクロスやMachiavellianを活かしてくれそうな血統構成とは言えず、この配合はうまくいかないだろうなという評価です。低評価とします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました