ココシュニックの2020(ハンベルジャイト)評価・分析【キャロットクラブ募集番号77】

キャロットクラブ募集馬診断

血統・母年齢・性別

父:ジャスタウェイ
母:ココシュニック (15歳)
母父:クロフネ

5代目までのクロス:Icecapade4x5

メス

募集価格・厩舎

募集金額:2,200万円 (一口5.5万円)
預託予定:栗東・大久保龍志厩舎

評価・分析

前提としてジャスタウェイ産駒は配合にセオリーがほぼ存在しません。代表産駒がヴェロックスマスターフェンサーアウィルアウェイというように適性もバラバラ。

馬体的にもハーツクライ譲りの独特な歩様をする馬が多く、玄人向けの種牡馬です。

その中で、確信には至らないものの「ジャスタウェイ+Chief’s Crown」は前述のヴェロックス・マスターフェンサーを輩出、今年の3歳勢では関東オークスに出走したベルヴォーグがいるなど、サンプル数こそ少ないものの勝ち上がると大当たりもある配合となっています。

ジャスタウェイのデインヒル系の相性はダノンザキッド[ホープフル S]やテオレーマ[マリーン C]あたりも示しているので、それなりの根拠もあります。

本馬も4代目に Chief’s Crown を持っており、そこに賭ける価値があるかもしれないギャンブル枠。適性は牝系を考慮すれば芝向きでしょうが、ダートのマイル~2100mぐらいでもやれそうなポテンシャルは感じます。むしろこの配合ならダートの中距離の交流重賞狙いでもいいかもしれません。

マイナス材料はココシュニックとハーツクライが相性悪いという可能性があること。

ココシュニックの仔で唯一勝ち上がれなかったのはハーツクライ産駒のグラニーズチップスですから、この相性の悪さが上記の良さを打ち消すことも十分に考えられます。

ただジャスタウェイ産駒自体がギャンブル性の高い案件なので、それならこれぐらいのギャンブルは挑戦していったほうがいいのではないか、というのが筆者の評価です。

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