先日、行なわれたJBC2歳優駿を制したのは藤田晋オーナーの所有馬で、矢作芳人厩舎所属のフォーエバーヤングでした。
リアルスティール産駒はこれがダート重賞初勝利。
個人的には血統背景的にも、馬体が固めに出ていることもあってダートでもいけると思っていた種牡馬でしたので、驚きはさほどなく、むしろこれからもダートでの勝ち馬は増えていくのだろうと思います。
それにしても、矢作調教師の慧眼はお見事。芝3勝のモンファボリの半弟ですから最初は芝で様子見したくなる気がしますが、ダートでデビューさせて2戦目でストレート回答。
またこういうケースで新興のオーナーならクラシック路線を望みたくなる気もしますが、そこにはおそらく口を出していないであろう藤田晋オーナー。プロの判断に口出しをしない姿勢は、よい運気を呼び込んでいるのでしょう。
土曜日の新馬戦でも藤田晋×矢作芳人のコンビ・シンエンペラーが新馬戦を快勝!
レースではスタート直後から首を上げる幼い姿を見せたものの、直線では狭いところを抜け出して、最後は後続をあっさり置き去りに。特筆すべきはラストの時計で、レースラップは先頭に立った残り400mから11.1-11.0をマーク。
全体時計1:48.1も、この世代の2歳・東京千八の最速タイ(ダノンエアズロックの新馬戦とタイ)。それでいて、上がりは先日のアイビーSに迫るようなタイムですから、中身も濃いと言えるでしょう。
Siyouni産駒だけに距離の限界がどこにあるのかわかりかねますが、レースを見た感覚としては2000mぐらいまでなら十分にクラシックに向けて戦える可能性を感じました。
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【フリスタPOG途中経過】
★9/1~12/31 1頭のみ未出走馬を交換可能
www3.rocketbbs.com/601/poginfo.html
フリスタPOGに目を移すと、フォーエバーヤングとシンエンペラーの2頭を指名しているのがsea-biscuitさん。※なおJBC2歳優駿のポイントは後日反映されるため現在、実質首位はsea-biscuitさんです
ゴンバデカーブースに続いて重賞2勝目。そして10頭指名で早くも6頭が勝ち上がり。残りの4頭の中でも11月デビュー予定のアドマイヤテラも評判がいいですし、まだまだ躍進が続きそうです。
それにしても、似たような発想で藤田晋×矢作芳人コンビに期待して、アウェイキング(未勝利地獄)とラファミリア(消息不明)を引く管理人のセンスのなさ。酷いですね。。。(汗)
コメント
桜木さん、ありがとうございます
シンエンペラーは地雷覚悟で獲ったので私も驚いていますw
○○の全弟!セールでウン億円!こういうプロフィールの外国産馬が走らなかったのを今までよく見てきましたからね
フォーエバーヤングは指名理由でオールパルフェぐらい走ってくれないかなと書いたのですがダートで連勝したのでこちらも驚きました
日曜日はビッグレッドさん指名のミスタージーティーも勝ちましたし、この3連休は矢作厩舎祭りでした
>sea-biscuitさん
やはり矢作調教師はすごいですね。ソットサスの全弟が東京で勝つことも驚きです。
ミスタージーティーは凄かったですね。今週走ったロードアヴニールといい、ドゥラメンテ産駒の規格外感はすごいです。