今週はデイリー杯2歳Sがありましたが、勝ち馬のジャンタルマンタルを指名されていた方はいませんでした。
新馬戦・未勝利クラスに目を移すと、土曜東京の新馬戦に登場したアルセナールはPOGでも人気の1頭。しかしレースでは最終直線で置いて行かれそうになる展開。
しかし残り100mで見せた切れ味は抜群。レースラップのラスト1Fのラップが11.4ですから、推定11.0~11.1ぐらいでしょうか。
ルメール騎手も差せないと思っていたそうですから、このギアチェンジを自在に使えるようならクラシックも見えてきそうです。ランディさん、おめでとうございました!
1着 アルセナール(C.ルメール騎手)
【メイクデビュー東京6Rレース後コメント】アルセナール C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
「外の馬を気にしながら走っていて、進みが悪かったです。エピファネイア産駒にしてはおとなしく、2戦目になれば『らしさ』が出てくるのかもしれません。エンジンがかかるのが遅く、届かないかと心配しましたが、最後の伸びは驚きました」
京都でもキョウエイマーチの血を引く馬が新馬勝ち。おっちさん指名のマルチャレアルが2戦目にして未勝利勝ち。おめでとうございます!
キョウエイマーチというと芝の快速馬という印象が強いですから、この血脈からダート勝ちの馬が出てきたり、さらにはブリーダーズカップを勝利するような馬は現れるのですから血統は奥深い。
「なぜキョウエイマーチがノーザンファームに来たのか?」という話は、一度、社台の関係者の方にお聞きしたことがあります。
こちらの詳細についてはおそらく他でもテキスト化されていない話なので詳細は伏せますが、ノーザンファームのある方がキョウエイマーチに惚れ込み、かなり無理を言って譲ってもらったそうです。
そんなキョウエイマーチが残した馬は4頭だけ、しかも牝馬はヴィートマルシェの1頭のみ。
しかし、たったそのヴィートマルシェからナミュール(富士Sほか2勝)・ラヴェル(アルテミスS)・マルシュロレーヌ(BCディスタフほか5勝)・バーデンヴァイラー(佐賀記念ほか2勝)の4頭の重賞勝ち馬を輩出。
他にもブラックタイプを飾る馬が多数おり、ヴィートマルシェのところで細くなった血脈は、この先、日本を代表する血として、大きな広がりを見せていきそうです。
キョウエイマーチの血脈の凄さを改めて知ると同時に、現役の時からその血脈の魅力に気づいたノーザンファームの関係者の慧眼もまた凄いものだなと思い知った今日この頃です。
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【フリスタPOG 途中経過】


★9/1~12/31 1頭のみ未出走馬を交換可能
www3.rocketbbs.com/601/poginfo.html
【交換履歴】
ウタさん:母タニノハイクレア →ノーブルロジャー(母Noble Ready)
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