スワーヴリチャード産駒はコラソンビートが京王杯2歳S、モーリスがシュトラウスの東スポ杯2歳Sで上積み。それでいて首位を譲らないエピファネイアの堅調さも目立ちます。
あとデイリー杯2歳Sを勝利したジャンタルマンタルはPalace Malice(パレスマリス)産駒。Palace Mace産駒はこの世代でまだ4頭しか出走がありませんが、そのうち2頭が勝ち上がり。
もう1頭の勝ち上がった馬・ノーブルロジャーも11月12日の東京マイル新馬戦を勝利。勝ち時計は目立たないものの、最後の400-200m区間で10.7をマーク。陣営は早くも次走にシンザン記念をあげるなど、評価の高さが伺えます。
頭数の母数が小さいのでリーディングの20位以内に入ってくることはないでしょうが、Palace Maliceは注目しておいたほうがよさそうです(現在41位)。
さて、ここにきて10位にランクインしてきたのがニューイヤーズデイ。
先月頃から勝ち上がり頭数が増え、勝ち馬頭数は10頭。このあたりの要因は明確で、秋競馬に入ってダート替わりが功を奏しています。
▼ダート替わり事例
オコタンペ:芝2着→芝3着→ダ1着
アンジュグルーヴ:芝5着→ダ2着→ダ1着
イリディセント:芝10着→ダ1着
ブリーズオンチーク:芝9着→ダ1着
オコタンペについては春先からノーザンファームの担当者が「ダートで面白いと思います」とコメントしており、元々素質がダート寄りに出やすい種牡馬だったのかもしれません。
地方に目を向けると、スピニングガールがゴールドジュニア競走・ローレル賞で連続3着と好走。
父自身が馬格があまりないタイプではありますが、ダート向けに交配を考えると、もっと存在感が出てきそうな予感がします。
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