2歳種牡馬リーディング(21産)|ニューイヤーズデイがランクイン[2023年11月]

競馬コラム

スワーヴリチャード産駒はコラソンビート京王杯2歳S、モーリスがシュトラウス東スポ杯2歳Sで上積み。それでいて首位を譲らないエピファネイアの堅調さも目立ちます。

あとデイリー杯2歳Sを勝利したジャンタルマンタルPalace Malice(パレスマリス)産駒。Palace Mace産駒はこの世代でまだ4頭しか出走がありませんが、そのうち2頭が勝ち上がり。

もう1頭の勝ち上がった馬・ノーブルロジャーも11月12日の東京マイル新馬戦を勝利。勝ち時計は目立たないものの、最後の400-200m区間で10.7をマーク。陣営は早くも次走にシンザン記念をあげるなど、評価の高さが伺えます。

頭数の母数が小さいのでリーディングの20位以内に入ってくることはないでしょうが、Palace Maliceは注目しておいたほうがよさそうです(現在41位)。

画像出典:JRA(jra.go.jp) ※23年11月20日現在

さて、ここにきて10位にランクインしてきたのがニューイヤーズデイ

先月頃から勝ち上がり頭数が増え、勝ち馬頭数は10頭。このあたりの要因は明確で、秋競馬に入ってダート替わりが功を奏しています。

▼ダート替わり事例
オコタンペ:芝2着→芝3着→ダ1着
アンジュグルーヴ:芝5着→ダ2着→ダ1着
イリディセント:芝10着→ダ1着
ブリーズオンチーク:芝9着→ダ1着

オコタンペについては春先からノーザンファームの担当者が「ダートで面白いと思います」とコメントしており、元々素質がダート寄りに出やすい種牡馬だったのかもしれません。

地方に目を向けると、スピニングガールゴールドジュニア競走・ローレル賞で連続3着と好走。

父自身が馬格があまりないタイプではありますが、ダート向けに交配を考えると、もっと存在感が出てきそうな予感がします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました