キャロットクラブのキャンセル募集について簡単に書いていこうと思います。
基本的に当たらないものであるという点と、キャロットはこのあと追加募集が来る可能性がある(しかも割と良い馬が来る)ことを考えると、あまり労力をかけるべきではないでしょう。
下記に記す馬は、基本的に1次募集時に一定程度、配合を評価していた馬の中から気になった馬を列挙しております。
出資済みのティンバレスの22・ベルディーヴァの22・フェルミオンの22については、見学レポートを書いてますので参考にしたい方は下記をお読みください。
40.ケアレスウィスパーの22
1次募集で申し込んだ馬ですが、坂路の動きを見る限り大きな身体を持て余してる感はあります。これなら、同じマインドユアビスケッツ産駒でも後述するリチュアルローズのほうがいい気はしました。
41.アンフィトリテの22
1次募集時には身体の小ささを嫌って、446kgまでに成長。これなら出資検討のボーダーに入ってきます。
坂路の動きは小気味の良いピッチ気味の走法。配合そのままにスプリント路線で期待できそうです。馬群を引っ張っており、タイム的にも早期デビューが期待できそう。
ただ気性はコントロールが効いてなさそうなタイプ。でも、どうせ短い距離しか持たないであろうという点と、ミッキーアイル産駒の牝馬はこういうもんだと思います。もう少し悩みますが、申込候補です。
47.スペクトロライトの22
坂路の動きは手前をスムーズに変えられないですし、印象は良くない馬。いかにも不器用なヘニーヒューズ感はありますが、どうせワンターンの競馬しか求められない気がするので、そこまで気にしなくてもいいのではないでしょうか。
馬体の緩さは目立ちますが、どうせ完成するのは3歳秋以降でしょうし、気長に待てるならアリの1頭。申込候補。
54.ミスティークⅡの22
これは、キャンセル募集対象馬の中で、動画を見た中で一番動きがよかったです。
懸念点があるとすれば、思ったほど馬体重が増えてない点。イメージ的には10戦目で勝ち上がったシャムロックヒルみたいなタイプでしょうか。シャムロックヒルってデビューから50kg近く増えていたんですね。
もうちょっと調べてみてプラス材料がありそうなら申込を検討します。
71.エスティタートの22
ナダル産駒は全体的に大きくて緩いという、個人的にまったく好みじゃないんですが、この馬の走りはいいと思います。
正面から見た時に体幹がぶれてない感じは、この時期の動きとしては良いかと。あれだけ手先を長く見せるのに、あの安定した走りというのは評価できるのではないでしょうか。芝で切れそうです。
……と思ったら、1月25日公開の動画で、意味のわからない頭の振り方してますね…なんでしょう? 気性面についてデビュー後に検証したいですね。
この厩舎のマネジメントを評価してないので自分は申し込みませんが、1次募集に「1,2勝は狙えるかも」と書きましたが、それ以上の活躍があるかも?
75.シンハリーズの22
「やっぱり一度ぐらいはシンハリーズの仔に出資してみたいよね」と思いチェックしましたが、やっぱり、とっても、ちっちゃい。
「ちっちゃくてもスリーパーダは走ってるぞ」と思い、スリーパーダの近況を見直しましたが、同時期で430kg前後。成長力がないのは厳しい感じがしますね(これから成長期が来るかもしれませんが)。
84.リチュアルローズの22
元々1次募集時に馬体の良さは認めていて、今回、改めて動画を見てもまっすぐ走れていたので印象は悪くありません。
ただ募集時に448kgだった馬体重が443kgとほぼ変化なし。ダート向きの配合だけに、このガサだと厳しい感じはあります。
募集時には気性面のリスクを懸念していましたが、坂路を見る限りはそんなに悪い感じはしません。
85.ブルーメンクローネの22
1次募集で申し込んで落選した馬ですが、依然として高い評価をしてよい馬だと思います。
425kgという馬体の割にはまっすぐ走れているので、この馬は普通に狙っていってよい気がします。
しいて気になる点があるならデビュー時期がいつ頃になるか?
個人的にはこれぐらい動けているなら早めにデビューさせて小倉2歳Sとか狙っていくべき馬、せめて2歳重賞には挑戦させたい血統の馬ですが、近況のコメントの感じだとガサが増えるまで待ちそうな気配。
今年は似たような路線の牝馬に出資してしまっているので申し込まない予定ですが、これからの進み具合次第でPOGなどで狙ってみたい馬です。
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