今週土曜の東京に2頭の出資馬が出走します。

2Rの3歳1勝クラスに出走するのはヴェルトラウム。
前走・クロッカスSでは33.1の末脚を使うも7着。出遅れが響いた形となりました。
おそらく陣営が中2週で使ってきた意図としてはどうやっても出遅れるからそれなら直線が長い東京でもう1回使っておこうという判断。そこはわかります。
ただ、ここはかなりメンバーが揃った印象。5,7,8,11,15着馬が2勝目をあげOP入りしておりハイレベルだったカトレアSの2着馬・ジョージテソーロが登場。
いや、ヒヤシンスSいきなさいよ💦
さすがにそう突っ込まざるをえません。
それ以外の馬も1勝クラスとは思えないほどレベルは高め。
出遅れず中団につけて、35秒台後半の末脚を使って、初めて勝てるかな?というレベルなので(書いてて、頭を抱えたくなりました)、厳しい戦いになるでしょう。
しいて勝ちのチャンスがあるとすれば、速いペースになって、前が潰れて壁ができるパターン。そこを外から抜かしていくような形でしょうか。
いずれにしても出遅れないことが条件なだけに、騎手自身に出遅れ癖があるピーヒュレク騎手ではなく、新馬戦で手綱をとった戸崎騎手など、別の騎手に声をかけてほしかったのは正直なところ。
冒頭のレース選択理由を踏まえると、ここを勝てなければ5月の東京開催までお休みになってしまうことが濃厚なので頑張って欲しいものです。

続いて、6Rの3歳未勝利に出走するのがコンテネレッツア。
こちらは前走3着以内が本馬のみと、メンバーにはかなり恵まれた印象。
初出走馬も多く確勝とは言い切れないものの、既出走組で芝で33秒台の脚を使えている馬が2頭だけと、ミドル以上のペースで流れていれば、中団後ろからでも差し切れそうなメンバー構成です。
前走の内容を見ていると距離は延ばしたほうがいいと思います。日曜の1800mには同じくノーザンファーム天栄からの出走でルメール騎手が乗るシルクの馬がいるので仕方ないでしょうが、本質的には1800~2000mぐらいで先行する形がおそらく理想形。
陣営はもうちょっと鋭い末脚が使えるとみており、中間は後ろから他馬で追っかける調教を消化。このあたりは意図として、はっきりしているので、調教の積み方としては良かったかと思います。
ここを楽に勝てると、フラワーC→オークスというルートを使えるので、ここはルメール騎手とコンテネレッツアにしっかり仕事をしてもらいたいものです。
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